BMW Team Studie、2022年スーパーGT参戦体制を発表。M4 GT3投入&ワークスドライバー加入でチーム強化
BMW Team Studieは、2022年シーズンのスーパーGT参戦体制を発表。車両、ドライバーラインアップ、タイヤいずれも変更される形となった。
写真:: Masahide Kamio
スーパーGTのGT300クラスに参戦するBMW Team Studieが、2022年シーズンの参戦体制を発表した。
2020年にスーパーGTにカムバックし、BMW M6 GT3で2シーズンを戦ってきたBMW Team Studie。両シーズン共に上位に食い込むことができず、苦しいシーズンが続いていたが、BMW Mの50周年を迎える2022年からは、新規車両の『M4 GT3』を投入する。
これに伴い、ドライバーラインアップにも変更があった。BMW Team Studieのドライバーとして長らくステアリングを握る荒聖治の相方は、BMWワークスドライバーのアウグスト・ファルフスが務めることとなった。そして第3ドライバーには近藤翼が登録される。
38歳のブラジル人ドライバーであるファルフスは、WTCC(世界ツーリングカー選手権)やDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)などでBMWのドライバーとして活躍。スーパーGTでも、鈴鹿1000kmにおけるBMW Team Studieの第3ドライバーとして2度来日している。また1月末に行なわれるデイトナ24時間では、M4 GT3を駆って出場予定だ。
#25 BMW M Team RLL BMW M4 GT3: Connor De Phillippi, John Edwards, Augusto Farfus, Jesse Krohn
Photo by: Jake Galstad / Motorsport Images
しかし、ヨーロッパ・ル・マン・シリーズにもフル参戦予定のファルフスが今季のスーパーGTにフル参戦することは、現在の渡航制限などの状況を考えると難しいと言わざるを得ない。ファルフス本人もチームの体制発表の中で、「現時点ではCOVID19の関係で、スーパーGTのために日本に行くのはとても難しい状況だ。しかし、他のレースカレンダーと重ならず、COVID19の影響が薄れて日本に行けるようになれば、世界で最もクールなこの選手権に参戦できるようになる」とコメントしている。ファルフスが出場できないレースは、第3ドライバーの近藤がステアリングを握ることになるだろう。
そしてBMW Team Studieは車両変更にも伴い、タイヤメーカーもヨコハマからミシュランへとスイッチ。GT300に2年ぶりにミシュランが帰ってくることとなった。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments