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WEC富士決勝:トヨタ8号車、ハンデ跳ね除け母国優勝。7号車とワンツー

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WEC富士決勝:トヨタ8号車、ハンデ跳ね除け母国優勝。7号車とワンツー
執筆:
2019/10/06 8:03

WEC第2戦富士6時間レースの決勝は、8号車トヨタTS050 HYBRIDがポール・トゥ・ウィンを達成した。

 FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦富士6時間レースの決勝が行われ、8号車トヨタTS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー)が優勝。7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)も2位となり、母国でトヨタがワンツーフィニッシュを飾った。

 今季からサクセス・ハンディキャップが導入されたWEC LMP1クラス。ポールポジションのトヨタ8号車は1周1秒、2番手スタートの7号車は1周1.4秒遅くなるという重いハンデを抱えて今回のレースに臨んだ。

 スタート進行中に雨粒がわずかに落ち始め、ウエット宣言が出されたこともあって各チームはタイヤ選択に慌ただしい動きを見せた。それでもすぐにコンディションが悪化することはなく、ドライコンディションのまま各車がフォーメーションラップに向かった。

 レッドシグナルが消えると、LMP1クラスのノン・ハイブリッド勢が好スタート。トヨタ8号車(ブエミ)はトップをキープしたが、ハンデが重いトヨタ7号車(小林)はレベリオン・レーシング1号車(ブルーノ・セナ)にオーバーテイクを許し、3番手に後退してしまった。

 一方、ダンロップコーナーでは複数台が絡むクラッシュが発生し、セーフティカー(SC)が出動。星野敏がスタートドライバーを務めたLM-GTE Amクラスの88号車ポルシェもダメージを負い、ガレージでマシンを修復することとなった。後に、88号車には10秒のストップペナルティが科された。

 レースが再開されると、各クラス激しいバトルを展開。LM-GTE Proクラスは全6台が連なって走行を続けた。LMP2クラスは、29号車レーシング・チーム・ネダーランド(RTN)が先頭。山下健太が駆る33号車ハイクラス・レーシングは、クラス4番手スタートから2番手まで浮上し、29号車を追った。

 トヨタ7号車はレベリオン1号車に抜かれた後も離されずに追走。小林は最終コーナーをうまくクリアし1号車の前に立つが、ストレートでの速度差が大きく、1コーナーで抜き返される苦しい場面が続いた。

 それでも、小林はクラス違いのマシンをうまく利用し2番手に浮上。1号車を振り切り、11秒のリードを築いたトップの8号車を追った。

 LM-GTE Proクラスは、スタートからトップを走っていたフェラーリ51号車のペースが厳しく、代わってポルシェ91号車がトップに。アストンマーチン95号車も集団から抜け出し、2台がクラストップ争いを演じた。

 レース開始から40分が経過すると、LMP車両は徐々にルーティーンのピット作業を実施。トヨタ7号車は29周、8号車は30周を走り終え、ピットで燃料を補給した。

 LMP2クラスのアルピーヌ36号車とLM-GTE Amクラスのレッドリバー・スポーツ62号車フェラーリが接触するアクシデントもあったが、SCが出動することもなく各車が走行を重ねていった。

 LMP車両の2回目のピット作業では、LMP2クラス2番手を走っていたハイクラス33号車がピットイン。見事な走りを見せた山下がここでマシンを降り、アンダース・フィヨルドバッハにバトンタッチした。トヨタ勢もピットイン。7号車は小林からコンウェイへ、8号車はブエミからハートレーへと交代した。

 ハイクラス33号車はハイペースの走行を続け、ここでオーナードライバーを乗せることを決断した29号車RTN(フリッツ・バン・イアード)に追いつくと、レース開始から2時間を前にLMP2クラストップに立った。

 レース3分の1を消化し、トップのトヨタ8号車は7号車を30秒リード。しかしこの頃から上空が暗くなり、マシンのフロントガラスを雨粒が叩くようになっていった。

 ハイクラス33号車は少し早めにピットイン。トヨタ勢、レベリオン1号車もピットに入るが、ここでタイヤ交換を決断するチームはなく、小雨の中でスリックタイヤでの走行が続いた。

 その後も微妙なコンディションが続き、LMP2首位に立っていたハイクラス33号車がコカ・コーラコーナーでハーフスピン。これで2番手にポジションを落とし、ジャッキー・チェンDCレーシング37号車がトップに立った。レース折り返しを前に33号車はピットに戻り、再び山下が乗り込んだ。

 このタイミングで雨が強まり、トヨタ勢はレース開始から3時間5分のところでピットイン。溝は入っていないものの、雨用のコンパウンドが使われたタイヤに交換した。ここで8号車に中嶋、7号車にロペスが乗り込んだ。

 一方、溝が入ったレインタイヤを装着したマシンもあったが、今度は雨が弱まり、ピットに戻ってスリックタイヤに戻すチームも見られた。

 残り時間が2時間30分となったところで、デブリが原因でフルコースイエロー(FCY)が出された。このタイミングでトヨタ勢はピットに入り、タイヤをドライ用のスリックタイヤに戻した。

 LM-GTE Amクラスでは、AFコルセ54号車(ジャンカルロ・フィジケラ)とMRレーシング70号車(ケイ・コッツォリーノ)がフェラーリ同士のクラス5番手争いを展開。接触しながらバトルを制した70号車だったが、右のサイドミラーがマシンから脱落してしまった。

 このデブリが原因で、2度目のFCYに。ルーティーンのピット作業が近づいていたトヨタ勢を含め、各車がピットへなだれ込んだ。

 この時点でトヨタ8号車は7号車に52秒のリードを築いていたが、ピットレーンでのスピード違反があったとして、8号車にドライブスルーペナルティが出された。ペナルティを消化した8号車のリードは半減したものの、総合トップの座は守った。

 LMP2クラスでは、ジャッキー・チェンDCレーシング37号車に、山下の駆るハイクラス33号車が徐々に接近。ぴったりと背後につけると、1コーナーのブレーキングできっちりと仕留め、残り時間1時間30分のところで33号車がクラストップを奪還した。

 しかし、その後にピットインした33号車は、レース残りの1時間20分ほどをオーナードライバーのマーク・パターソンが担当する戦略。ライバル勢よりもペースは悪く、ポジションを落としていくこととなった。

 この頃から、各チームが最後のドライバー交代を行うなど、ゴールを見据えたピット作業を開始。トヨタは8号車がブエミ、7号車が小林がフィニッシュを担当するドライバーとなった。

 結局レース終盤はSCやFCYもなく、トヨタ8号車が危なげなく232周を走り切りトップチェッカー。33.955秒差の2位にはトヨタ7号車が入り、トヨタは重いハンディキャップをはね除けて母国でワンツーフィニッシュを飾った。

 3位はレベリオン1号車。レース序盤はトヨタ7号車を苦しめる場面もあったが、最終的には3周遅れでのフィニッシュとなった。

 チームLNTのジネッタは今回のレースもトラブル続きとなってしまった。ピットレーンからスタートした6号車は、技術規則違反があったとして6分間ものストップペナルティを受け、総合10位。5号車はブレーキローターが割れるトラブルや、電気系の問題でコースサイドでマシンを止めたこともあり、総合12位に終わった。

 LMP2クラスは、終盤にニック・デ・フリーズが猛烈な勢いで追い上げたRTN29号車が逆転でチーム初優勝。ハイクラス33号車はクラス5位でのフィニッシュとなった。

 LM-GTE Proクラスは、アストンマーチン95号車がクラス優勝。一時は97号車も2番手につけていたが、最終的には3位。”耐久王者”ポルシェの92号車が2位に割って入った。

 LM-GTE Amクラスもアストンマーチンが力強いレースを展開。TFスポーツ90号車が独走でクラス優勝を果たした。石川資章が率いるMRレーシング70号車は、終盤にもコッツォリーノが激走を見せ、ポジションを上げてクラス4位。星野がスタートを担当したデンプシー・プロトン88号車はクラス9位だった。

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シリーズ WEC
イベント Fuji
サブイベント Race
執筆者 松本 和己