ピレリ、WRCのタイヤサプライヤーに。2021年からミシュランに代わり単独供給
ピレリは、2021年からWRCのコントロールタイヤサプライヤーに選出。ミシュランに代わりタイヤを供給することになる。
Johan Kristoffersson, Stig Rune Skjaermoen, VW Sweden Dealer Team, Volkswagen Golf GTi R5
McKlein / Motorsport Images
ピレリは、2021年から世界ラリー選手権(WRC)のコントロールタイヤサプライヤーに選出された。ミシュランに代わり、2021年からWRCとWRC2クラスにタイヤを供給する事になる。
最近、F1へのタイヤ供給契約を4年間延長したピレリは、1973年にWRCがスタートして以降、WRCや欧州ラリー選手権のジュニアカテゴリーにもタイヤを供給してきた。
WRCのタイヤサプライヤーを決める入札には、現在タイヤを供給しているミシュランやピレリの他、MRFとハンコックも参加。この4メーカーが選考プロセスの最終段階に進んだと考えられていた。
ピレリは2008年から2010年までWRCにタイヤを独占供給していたが、F1に専念するため一時撤退していた。それ以降、ほとんどのワークスチームがミシュランタイヤを使用。ピレリは時折プライベーターチームにタイヤを供給する程度だった。
FIA世界モータースポーツ評議会は、WRCタイヤサプライヤーに関する電子投票を実施。12月20日(金)の午後に決定が下された。
FIAラリーディレクターのイブ・マットンは、次のように述べた。
「これは、WRCの発展におけるエキサイティングな新しいフェイズであり、2021年から4年間、ピレリを独占的な単独タイヤサプライヤーとして発表できることを嬉しく思う」
「ピレリは、このプログラムに豊富な経験をもたらすと確信している」
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