澤龍之介が3連勝で好ダッシュ、小山美姫がランク2位につける:フォーミュラ・リージョナル開幕富士大会
2022年のフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップが富士で開幕。開催された3レースは全て澤龍之介が制し、絶好のスタートダッシュを切った。
写真:: FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP
2022年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)の開幕ラウンドが、富士スピードウェイで開催。4月2日〜3日にかけて3レースが行なわれた。
2020年にスタートしたFRJも、今年で3シーズン目。初代王者の阪口晴南は現在スーパーフォーミュラで活躍中、2代目王者の古谷悠河も今季からスーパーフォーミュラ・ライツに参戦予定と、卒業生は着実にステップアップを果たしている。
そんなFRJの今季開幕大会には、9名がエントリー。既に優勝を経験している澤龍之介(SUTEKINA RACING TEAM)、片山義章(Team LeMans with OIRC)、小川颯太(Bionic Jack Racing)らに加えて、昨年までWシリーズに参戦し、今季からTGR-DC育成ドライバーに選出された小山美姫(Super License)が名を連ねた。
公式予選では、予選1(ベストタイム)、予選1(セカンドベストタイム)、そして予選2の全てで澤がトップタイム。レース1〜3をポールポジションからスタートすることとなった。予選と同日に15周で行なわれたレース1は澤がスタートから一度もトップを譲らず、2位の小山に7.3秒の差をつけてトップチェッカーを受けた。
翌日にはレース2とレース3が行なわれたが、サーキットはあいにくの雨模様。セーフティカー先導でスタートしたレース2は澤に小山が肉薄する展開となったが、またしても澤が2.4秒差で小山を振り切り、14周のレースを制した。レース3までのインターバルでマシンを調整した澤は、迎えたレース3でファステストラップを更新しながらひとり旅。2位の小川に20秒の大差をつけて開幕ラウンドを完全制覇した。
現時点でのポイントランキングは言わずもがな澤が75ポイントでトップ。今大会で2位、2位、3位を記録した小山が51ポイントでそれに続いている。なおマスタークラスは、昨年のTCRジャパン王者であるHIROBONが初参戦ながら3戦3勝を記録している。
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