フォーミュラEモナコePrix予選:ダ・コスタ、“F1レイアウト”のモナコでポール獲得。日産ローランドはタイム抹消6番手
2020-2021フォーミュラE第7戦モナコePrixの予選が行なわれた。予選を制しポールポジションを獲得したのは、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)だ。
写真:: Sam Bagnall / Motorsport Images
フォーミュラE第7戦モナコePrixの予選が行なわれ、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)がポールポジションを獲得した。
レイアウトが変更され、初めてF1と“ほぼ”同じ形のコースによる開催となったフォーミュラEモナコePrix。サーキット上空は好天に恵まれ、気温19度、路面温度37度で予選が開始された。
予選ではグループ1のロビン・フラインス(ヴァージン)が1分31秒638のターゲットタイムを設定。これは後続のどのグループも超えることができなかった。
グループ4ではアタック中の最終コーナーでセルジオ・セッテ・カマラ(ドラゴン・レーシング)がクラッシュ。これによってセバスチャン・ブエミ(日産e.ダムス)がアタックを完遂できずに終わってしまい、再アタックではタイムを伸ばせずスーパーポール進出はならなかった。
最終的にスーパーポール進出を決めたのはフラインス、ミッチ・エバンス(ジャガー)、マキシミリアン・ギュンター(BMWアンドレッティ)、ダ・コスタ、ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)、オリバー・ローランド(日産e.ダムス)の6名だ。
スーパーポールではローランドが最初にアタック。1分31秒547とグループ予選でのトップタイムをコンマ3秒超える好タイムをマークした。しかしローランドはピットレーン出口のシグナルが赤に変わったタイミングでコースインしてしまい、結果としてそのタイムは抹消。6番手となってしまった。
ローランドはグループ4予選後からスーパーポールの間に時間的な余裕がなかったことがコースイン時間に間に合わなかった原因だと説明している。
3番手にアタックしたダ・コスタは非常にペースが良く、1分31秒317をマーク。ポールポジションを獲得した。最後にアタックしたフラインスも好走を見せたが、0.012秒差と僅かに及ばず2番手となった。3番手にはエバンス、4番手にはベルニュという並びとなっている。
昨年まで日本のスーパーフォーミュラに参戦していたニック・キャシディ(ヴァージン)はグループ予選3でスーパーポール進出圏内となる6番手に入っていたが、グループ4のギュンターが上位に入ってきたことで7番手に落ちてしまい、スーパーポール進出はならなかった。
なおランキング首位のニック・デ・フリーズ(メルセデス)は23番手からのスタートとなっている。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アントニオ フェリックス・ダ・コスタ | テチータ | 2 | 1'31.317 | 130.805 | ||
2 | ロビン フラインス | ヴァージン・レーシング | 2 | 1'31.329 | 0.012 | 0.012 | 130.788 |
3 | ミッチ エバンス | ジャガー・レーシング | 2 | 1'31.368 | 0.051 | 0.039 | 130.732 |
4 | ジャン-エリック ベルニュ | テチータ | 2 | 1'31.376 | 0.059 | 0.008 | 130.721 |
5 | マキシミリアン ギュンター | アンドレッティ | 2 | 1'32.039 | 0.722 | 0.663 | 129.779 |
6 | オリバー ローランド | DAMS | 2 | ||||
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