17歳の”ダイヤの原石”が今や3度のF1王者に! レッドブル代表、フェルスタッペンに尽きぬ称賛「彼は本当に圧倒的だ」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、かつてダイヤの原石だったマックス・フェルスタッペンが今や素晴らしい宝石に磨き上げられたと語った。
F1第18戦カタールGPのスプリントで、2位となったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ドライバーズチャンピオン3連覇を達成した。
今季ここまで10連勝を含む12勝を挙げたフェルスタッペンは、チームメイトのセルジオ・ペレスに184ポイントの大差をつけ、今季残り5グランプリとカタールGPの決勝レースを残してタイトル獲得を確実なモノとした。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、10連勝の始まりとなったマイアミGPをターニングポイントに挙げ、フェルスタッペンの走りを手放しで称賛した。
「マイアミがクライマックスへの大きなターニングポイントとなった。そこから彼は10連勝という圧倒的な走りを見せた。信じられないほど素晴らしいシーズンだった」
「ストレスはかなり少なかった。数年前のアブダビ(2021年)は狂気の沙汰だったが、ここ数年はチームのオペレーションとマックスのドライビングはこの世のものとは思えないレベルだった。彼は本当に圧倒的だ。今年だけでなく、ここ数年ね」
これでフェルスタッペンのチャンピオン獲得回数も3回。3度以上のタイトル経験者は11人目と、長いF1の歴史に名前を刻んだ。
ホーナーはフェルスタッペンと同じく、チャンピオンを3回獲得したドライバーの名前を並べ、フェルスタッペンが特別なドライバーに名を連ねたことを喜んだ。
「ジャック・ブラバム、ニキ・ラウダ、 アイルトン・セナ、ネルソン・ピケ、サー・ジャッキー・スチュワート……マックス・フェルスタッペンは、その輝かしいドライバーのリストに加わった。このスポーツの歴史上、特別なクラブだ」
振り返ってみれば、開幕から4レース終えた時点ではフェルスタッペンとペレスが2勝ずつマークし、このふたりがタイトルを争っていくのではないかと見られていた。
しかし前述のように第5戦のマイアミGPからフェルスタッペンが怒涛の連勝。一気に主導権を握った。シンガポールGPで連勝が途切れたものの、日本GPでは再び勝利。王手をかけてカタールGPに臨んでいた。
「シーズン序盤は、チェコ(ペレス)がいいスタートを切って、彼は調子を取り戻さなければならなかった。だがマックスは最終的に、我々がこれまでに彼に与えた中で最高のマシンから最高のパフォーマンスを引き出した」
「いくつかのレースで彼は、我々の期待以上の走りを見せた。ドライバーとしてのマックスは進化し続け、成長し続けていると思うし、彼が今ドライブしているレベル、レースを読む力、タイヤマネジメントの方法、プレッシャーのかかる場面での精神的な強さは本当に素晴らしいよ」
フェルスタッペンはF1デビュー最年少出走記録(17歳165日)を持っており、レッドブルがその実力に目をつけたことで、下位カテゴリーでの経験が殆どないままF1へと駆け上がった。
結果的にレッドブルのこの判断は大成功だったと言えるだろう。ホーナーは、当時まだダイヤの原石だったフェルスタッペンが、今や立派な宝石に磨き上げられたと語った。
「彼は全体的に、マシンに乗った瞬間から常にスピードを持っていたと思うし、今はそれを経験と結びつけている。彼はかなり荒削りなダイヤモンドの原石としてF1にやってきたが、今は非常に洗練されたダイヤモンドになっているんだ」
「彼はテーブルに何も残さないし、すべてを望んでいる。それがチームの原動力となり、モチベーションを高めている。彼はパフォーマンスの追求に執拗で、ただ勝ちたいのではなく、支配したいのだと思う」
「どんな優れたスポーツマンにも見られることだが、卓越性を追求し、ただそれに”なりたい”と思うのではなく、”支配したい”と考えるんだ」
「時折、彼の手綱を握るのに必死になっているのが分かると思う。彼はサラブレッドのレーサーで頭がよく、決断力がある。そして絶対的な責任感があるんだ」
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