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フリー走行レポート

アロンソが雨混じりの初日を最速で締めくくる。角田裕毅は8番手……フェルスタッペンはトラブルに泣く|F1カナダGP FP2

F1カナダGPのフリー走行2回目では、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが最速。RBの角田裕毅は8番手だった。

Fernando Alonso, Aston Martin AMR24

 ジル・ビルヌーブ・サーキットで開幕したF1第9戦カナダGP。初日の走行を締めくくるフリー走行2回目では、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが最速タイムを記録した。RBの角田裕毅は8番手だった。

 FP1の時点で一時上がった雨も現地17時にFP2が開始される頃には再びパラパラと落ちはじめた。ただこの時の路面は乾いており、今週末は貴重になりそうなドライ路面での走行機会を得ようと、セッションスタートと同時にコース上へ飛び出すマシンもいた。

 そのほとんどがスリックタイヤで走行したが、フェラーリのシャルル・ルクレールのみインターミディエイトタイヤを使用。ただ、まだコース上にはウエット宣言が出されていなかったことが原因か、セッション後の審議対象となった。なお、スチュワードからルクレールに通達が出された2分後に、ウエット宣言となった。

 アルピーヌのピエール・ガスリーを除き、スリックで走っていたドライバーは1周〜3周程度で一度ピットへ戻ったが、その後雨雲の切れ間を縫うように、多くのドライバーがスリックタイヤで走行を行なった。

 ここでソフトタイヤを履くアロンソが1分20秒599をマークしてトップに浮上。一時的にチームメイトで母国戦のランス・ストロールが上回ったものの、アロンソが再びトップに立った。

 アロンソはその後もタイムを削り1分15秒810をマークして全体ベストを更新。通常のグリップコンディションとなり、その他のドライバーも軒並みタイムを上げていった。

 一方、ここ数戦は流れがないレッドブルのマックス・フェルスタッペンにトラブルが発生。リヤから煙が上がり、ガレージ内でマシンを降りることとなった。

 セッション折り返しを過ぎると徐々に雨脚が強まり、コース上で精力的に周回を重ねていたドライバーもピットイン。コース上を誰も走らない時間帯が続いた。

 この間、レッドブルのメカニックはフェルスタッペンのマシン修復にかかりきり。カウルを開けるためにサンダーを使用し、フロアや様々なパーツを外すなど大掛かりな作業となった。

 残り20分を切ると、アルピーヌのエステバン・オコンからコースイン。路面は十分に濡れ、ここからはインターミディエイトタイヤでの走行がメインとなった。

 ただ、スリッピーなコンディションにコースオフやスピンを喫するドライバーも目立つようになる。マクラーレンのランド・ノリスやオスカー・ピアストリは、コースオフした際に正しい退避路を通過しなかったとして、セッション後の審議対象となった。

 カナダGPは2日目以降も降雨が予想されているものの、インターミディエイトタイヤは5セット、フルウエットタイヤは3セットしか使えないため、フェルスタッペン以外のドライバーがユーズドのインターミディエイトタイヤで周回を重ねた。

 セッションはそのまま終了。ドライ路面でのタイムが更新されることはなく、アロンソがFP2をトップで終えた。1分15秒810というアロンソのタイムは初日を通しての最速タイムだった。

 2番手につけたメルセデスのジョージ・ラッセルを挟み、ストロールが3番手と、アストンマーティンが1-3で絶好の滑り出しを見せた格好となった。

 4番手にルクレール。5番手にRBのダニエル・リカルドが並び、チームメイトの角田は8番手となった。

 なお、フェルスタッペンはトラブルもあり満足に走行ができず18番手。最下位はアタックを行なわなかったマクラーレンのランド・ノリスと、初日ではカナダGPの勢力図はまったく見えてこないという状況だ。

 
   
1
 - 
4
   
   
1
 - 
2
   
順位 ドライバー # シャシー エンジン 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Spain フェルナンド アロンソ アストンマーティン 14 Aston Martin Mercedes 25

1'15.810

  207.091
2 United Kingdom ジョージ ラッセル メルセデス 63 Mercedes Mercedes 24

+0.463

1'16.273

0.463 205.834
3 Canada ランス ストロール アストンマーティン 18 Aston Martin Mercedes 27

+0.654

1'16.464

0.191 205.320

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