フリー走行レポート
F1 カナダGP
アロンソが雨混じりの初日を最速で締めくくる。角田裕毅は8番手……フェルスタッペンはトラブルに泣く|F1カナダGP FP2
F1カナダGPのフリー走行2回目では、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが最速。RBの角田裕毅は8番手だった。
滑川 寛
公開日時: 2024/06/07 22:35
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

ジル・ビルヌーブ・サーキットで開幕したF1第9戦カナダGP。初日の走行を締めくくるフリー走行2回目では、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが最速タイムを記録した。RBの角田裕毅は8番手だった。
FP1の時点で一時上がった雨も現地17時にFP2が開始される頃には再びパラパラと落ちはじめた。ただこの時の路面は乾いており、今週末は貴重になりそうなドライ路面での走行機会を得ようと、セッションスタートと同時にコース上へ飛び出すマシンもいた。
そのほとんどがスリックタイヤで走行したが、フェラーリのシャルル・ルクレールのみインターミディエイトタイヤを使用。ただ、まだコース上にはウエット宣言が出されていなかったことが原因か、セッション後の審議対象となった。なお、スチュワードからルクレールに通達が出された2分後に、ウエット宣言となった。
アルピーヌのピエール・ガスリーを除き、スリックで走っていたドライバーは1周〜3周程度で一度ピットへ戻ったが、その後雨雲の切れ間を縫うように、多くのドライバーがスリックタイヤで走行を行なった。
ここでソフトタイヤを履くアロンソが1分20秒599をマークしてトップに浮上。一時的にチームメイトで母国戦のランス・ストロールが上回ったものの、アロンソが再びトップに立った。
アロンソはその後もタイムを削り1分15秒810をマークして全体ベストを更新。通常のグリップコンディションとなり、その他のドライバーも軒並みタイムを上げていった。
一方、ここ数戦は流れがないレッドブルのマックス・フェルスタッペンにトラブルが発生。リヤから煙が上がり、ガレージ内でマシンを降りることとなった。
セッション折り返しを過ぎると徐々に雨脚が強まり、コース上で精力的に周回を重ねていたドライバーもピットイン。コース上を誰も走らない時間帯が続いた。
この間、レッドブルのメカニックはフェルスタッペンのマシン修復にかかりきり。カウルを開けるためにサンダーを使用し、フロアや様々なパーツを外すなど大掛かりな作業となった。
残り20分を切ると、アルピーヌのエステバン・オコンからコースイン。路面は十分に濡れ、ここからはインターミディエイトタイヤでの走行がメインとなった。
ただ、スリッピーなコンディションにコースオフやスピンを喫するドライバーも目立つようになる。マクラーレンのランド・ノリスやオスカー・ピアストリは、コースオフした際に正しい退避路を通過しなかったとして、セッション後の審議対象となった。
カナダGPは2日目以降も降雨が予想されているものの、インターミディエイトタイヤは5セット、フルウエットタイヤは3セットしか使えないため、フェルスタッペン以外のドライバーがユーズドのインターミディエイトタイヤで周回を重ねた。
セッションはそのまま終了。ドライ路面でのタイムが更新されることはなく、アロンソがFP2をトップで終えた。1分15秒810というアロンソのタイムは初日を通しての最速タイムだった。
2番手につけたメルセデスのジョージ・ラッセルを挟み、ストロールが3番手と、アストンマーティンが1-3で絶好の滑り出しを見せた格好となった。
4番手にルクレール。5番手にRBのダニエル・リカルドが並び、チームメイトの角田は8番手となった。
なお、フェルスタッペンはトラブルもあり満足に走行ができず18番手。最下位はアタックを行なわなかったマクラーレンのランド・ノリスと、初日ではカナダGPの勢力図はまったく見えてこないという状況だ。
Main Information Additional Data Driver Info Driver Info
1
-
4
Main Information Additional Data
1
-
2
順位 ドライバー # シャシー エンジン 周回数 タイム 前車との差 平均速度 1 フェルナンド アロンソ アストンマーティン 14 Aston Martin Mercedes 25
1'15.810
207.091 2 ジョージ ラッセル メルセデス 63 Mercedes Mercedes 24
+0.463
1'16.273
0.463 205.834 3 ランス ストロール アストンマーティン 18 Aston Martin Mercedes 27
+0.654
1'16.464
0.191 205.320 フルリザルトを見る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1カナダFP2速報|アストンのアロンソが最速! 角田裕毅は8番手。セッション後半はウエットでの走行に
次の記事 縁石と路面のバンプに苦しむレッドブル。早期解決は難しいと、フェルスタッペン認める「それでも、僕らは良い仕事ができるはずだ」
More from
滑川 寛

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」
Sponsored
Sponsored 11 ヵ月前
勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信
F1
F1
アゼルバイジャンGP
1 年前
レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
1 年前
神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」
最新ニュース

F2行きの噂が加速する坪井翔、所属先はハイテックではない? トヨタと欧州チームの提携はどうなる
FIA F2
F2 FIA F2 7 時間前
F2行きの噂が加速する坪井翔、所属先はハイテックではない? トヨタと欧州チームの提携はどうなる

山本左近議員、F1日本GPを国として支える必要性を主張「我が国の貴重な国際的資産……開催権料への公的支援も選択肢のひとつ」
F1
F1 F1
シンガポールGP
8 時間前
山本左近議員、F1日本GPを国として支える必要性を主張「我が国の貴重な国際的資産……開催権料への公的支援も選択肢のひとつ」

2026年マカオGP、日本勢は5人参戦! 山越陽悠は昨年優勝チームから……トムスも自前マシン投入で気合い十分
Other open wheel
Misc Other open wheel 8 時間前
2026年マカオGP、日本勢は5人参戦! 山越陽悠は昨年優勝チームから……トムスも自前マシン投入で気合い十分

FIA F2のミシェルCEO、カタールとアブダビの2戦は”予定通り開催”と断言「我々はその2戦でシーズンを終えたい」
FIA F2
F2 FIA F2 9 時間前
FIA F2のミシェルCEO、カタールとアブダビの2戦は”予定通り開催”と断言「我々はその2戦でシーズンを終えたい」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録