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フリー走行レポート

ランド・ノリス、地元フェルスタッペンを抑えてFP2トップ! 角田裕毅、好調5番手|F1オランダGP

F1第14戦オランダGPのフリー走行2回目が行なわれ、マクラーレンのランド・ノリスがセッション最速。アルファタウリの角田裕毅は5番手だった。

Lando Norris, McLaren MCL60

 F1第14戦オランダGPのフリー走行2回目は、マクラーレンのランド・ノリスがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抑えてトップタイムをマークした。

 約1ヵ月のサマーブレイクが明け、迎えた後半戦最初の一戦はバンクコーナーが特徴的なザントフールトが舞台。絶好調の母国の英雄フェルスタッペンを応援すべく金曜日から多くの観客が詰めかけた。

 今回のグランプリは土曜日以降に天候の悪化が予想されており、予選はウエットコンディションで行なわれる可能性が高い。しかし、各チームが持ち込んだアップデートの効果やドライコンディションでの仕上がりの確認をする上で、FP2は重要な60分のセッションとなった。

 セッションがスタートすると、各車がミディアムまたはハードタイヤで走行開始。FP1ではパワーユニットが原因と思われるトラブルでほとんど走れなかったランス・ストロール(アストンマーチン)も問題なく走行を重ねていった。

 まず速さを見せたのはやはりレッドブルの2台。早々にセルジオ・ペレスが1分12秒750でタイムシートのトップに立つと、それをフェルスタッペンはそれを上回るペースを見せたが、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)に前を塞がれる形となってしまい、ラップを完了することはできなかった。

 フェルスタッペンはトラフィックをかき分けながら2度目のアタックを敢行。1分12秒449でトップタイムを更新。ペレスが続き、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が3番手につけた。

 すると、セッション開始から10分が経とうというところで赤旗掲示。バンクのついたターン3でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がスピンしてしまった。さらに後ろから来たダニエル・リカルド(アルファタウリ)も、走行ライン上に止まったピアストリとの接触を避けようと、バリアにクラッシュしたのだ。

 残り時間37分からセッションが再開されると、各車が新品のソフトタイヤを使った予選シミュレーションを開始。一方フェラーリの2台はこの段階でも、セッション序盤に使っていたミディアムタイヤを引き続き使用した。

 まずペレスが1分11秒946を記録するが、その後も各車が次々とトップタイムを塗り替えていく。中でもマクラーレンのランド・ノリスは、1分11秒330の好タイムで、2番手ハミルトンに0.308秒差をつけた。

 大本命フェルスタッペンは、少しタイミングをズラしてのアタックへ。ターン3で挙動を乱したミスもあり、0.238秒遅れの2番手に留まった。

 同じタイヤでの2度目のアタックでタイムを更新するマシンも見られ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは3番手まで、アルファタウリの角田裕毅は10番手から5番手までポジションを上げてみせた。

 フェルスタッペンも2度目のアタックでタイムを更新したものの、ノリスのトップタイムには0.023秒届かず2番手は変わらなかった。

 セッション残り20分頃になると、ウイリアムズ勢がいち早くソフトタイヤでのロングランを開始。エステバン・オコン(アルピーヌ)や角田はハードタイヤでラップを重ねた。

 中でもフェルスタッペンはソフトタイヤで1分15秒台後半~16秒台前半のハイペース。ペレスもミディアムタイヤでフェルスタッペンに次ぐペースで周回を重ねた。その次にメルセデスやノリスが続くと言った状況だ。

 セッション終了間際にターン13でカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がコースオフするシーンがあったものの、大きなトラブルはなく60分のセッションが終了した。

 ノリスは僅差でフェルスタッペンを抑え、セッショントップ。クラッシュでセッションの大半を走れなかったピアストリの分も、ソフトタイヤやハードタイヤで走り込んだ。

 2番手フェルスタッペンはトップを逃したものの、ロングランではやはり抜群のパフォーマンスを発揮。ひとまずこのコンディションでは大本命といった仕上がりだろう。

 トップ2以降の争いも差は小さく、チームも入り乱れている状態。3番手アルボンや5番手に角田といったドライバーが上位に食い込んでみせている。

 一方で苦しんだのがフェラーリ。シャルル・ルクレールが11番手、サインツJr.が16番手と中団グループに沈んだのだ。マシンの挙動を見ても余裕があるような状態ではないようだ。

 とはいえFP2はトップから16番手までが0.8秒以内という大接戦。予選のコンディション次第では、ここから大きく勢力図が変わる可能性も十分ある。チームにはうまくコンディションに合わせこんで予選を決める力が求められるだろう。

 

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