ホンダPU勢、サクヒールGP初日は順調も、田辺TD「まだまだセットアップを煮詰められる」
F1サクヒールGP初日の走行を終え、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターがコメント。順調な1日だったと振り返った。
Sparks fly from Max Verstappen, Red Bull Racing RB16
Charles Coates / Motorsport Images
2020年シーズンも残り2戦。F1第16戦サクヒールGPの金曜走行が行なわれ、ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載したマシンは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を筆頭に、全4台がトップ10を維持した。
サクヒールGPは前戦バーレーンGPに続き、バーレーン・インターナショナル・サーキットでの2週連続開催となる。ただ使用されるのは、F1初開催となる高速レイアウト、“アウター・サーキット”。サーキットの外周部分を囲んだ全長3.543kmのコースだ。
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、次のようにプレスリリースにコメントし、まずは順調な1日だったと語った。
「今日のサクヒールGP初日は、トラブルがなく順調なスタートを切ることができました」
「初めて走行するサーキットレイアウトなので、今日はシミュレーションをベースとした設定でスタートし、実際の走行状況に合わせて最適化を進めました」
「まだ初日を終えたところではあるものの、ホンダPUを搭載した4台すべてがFP1はトップ6、FP2はトップ10圏内で終えられていることは悪くないと思っています」
F1でも普段からレースをしている馴染みのサーキットとはいえ、今回のグランプリは全チームが初体験となるサーキットレイアウト。田辺TDはさらに最適化を進め、チームと改善を続けていきたいと語った。
「まだまだPUも車体もセットアップが煮詰めきれていませんので、ここからデータをさらに解析して明日に備えます」
「事前に想定してはいた通り、全長が短いことからプラクティスでもトラフィックの影響を受ける場面が見られました。予選に向け、セットアップの改善に加えて、ピットマネージメントなどにも考慮してチームと準備を進めます」
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