登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

ベルニュがダ・コスタとの同門対決を制しポールポジション|フォーミュラE第9戦予選

フォーミュラE第9戦ジャカルタePrixの予選では、同門対決となったデュエル決勝を制したジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)がポールポジションを獲得した。

Jean-Eric Vergne, DS Techeetah, DS E-Tense FE21

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 フォーミュラE第9戦ジャカルタePrixの予選が行なわれ、ジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)がポールポジションを獲得した。

 初開催を迎えたジャカルタePrix。舞台は、インドネシアの首都ジャカルタにあるリゾート地区”アンチョール”に新設された全長2.37kmのインドネシア・インターナショナル・サーキットだ。フォーミュラEでは珍しい常設サーキットでの開催となる。

 赤道直下ということもあり、気温31度、路面温度41度という状況で予選が行なわれた。

 予選フォーマットが今季から変更されトーナメント方式に。ドライバーズランキング奇数・偶数の2グループに分けられ、各グループの上位4名が1対1の”デュエル”へと進出する。デュエルでは220kWから250kWへと出力を上げて1発勝負のアタックが行なわれ、準々決勝と準決勝を勝ち上がったドライバーがポールポジションを決めるデュエル決勝に進むこととなる。

 まずランキング奇数のドライバーで行なわれる予選グループAでは、12分間のセッション折り返しの時点でジェイク・デニス(アンドレッティ)の1分9秒121がトップタイム。グループ予選ではセッション前半の6分間にタイム計測を行なう義務があるが、ロビン・フラインス(エンヴィジョン・レーシング)はトラブルによりこの義務を果たせず、ここでマシンを降りることとなった。

 2回目のアタックでは路面の改善もあり各車が軒並みタイムを上げ、1分8秒829でストフェル・バンドーン(メルセデス)がトップ。2番手ベルニュ以下、デニス、セバスチャン・ブエミ(日産)がグループ通過。今シーズンここまで常にデュエルに進出していたアンドレ・ロッテラー(ポルシェ)や、ニック・キャシディ(エンヴィジョン・レーシング)らはここで敗退となった。

 ランキング偶数のドライバーで争われる予選グループBでは、最初のアタックからアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(テチータ)が1分8秒715をマーク。残り2分を切ると再び各車がコースに戻りタイム計測を開始したものの、ダニエル・ティクトゥム(NIO)はアタックに入る前にチェッカーを受けることとなった。

 グループBからはダ・コスタ、エドアルド・モルタラ(ヴェンチュリ)、パスカル・ウェーレイン(ポルシェ)、ミッチ・エバンス(ジャガー)がデュエルに進出。グループAトップのバンドーンのチームメイト、ニック・デ・フリーズはここで敗退となった。

 デュエル1では、グループAトップのバンドーンとグループBで4番手だったエバンスがマッチアップ。バンドーンが後攻でタイム計測を開始したが、セクター1で0.4秒遅れ……その後も巻き返せず、エバンスのタイムを下回りここで敗退となった。

 デュエル2からはウェーレインとのタイムが拮抗する中でベルニュ、デュエル3からはモルタラ、デュエル4からはダ・コスタと、今シーズン速さを見せている3名が準決勝に駒を進めた。

 路面温度が46度へと上昇する中、エバンスとベルニュの準決勝1がスタート。エバンスが先攻でアタックに入るも、セクターごとにベルニュが少しずつ引き離し1分8秒358。ベルニュがエバンスに0.3秒差をつけてデュエル決勝へ進んだ。

 準決勝2はモルタラからタイム計測を開始。モルタラはターン1ではオーバーステアが出たことで若干タイムを失うも、それまでのドライバーと遜色無いタイムを記録した。しかし後攻ダ・コスタはセクター2〜3と好タイムを刻み、セッショントップの1分8秒281をマーク。0.412秒差でこちらもデュエル決勝へ進出となった。

 これによりテチータのフロントロウ独占が決定した。ただベルニュとダ・コスタのどちらがポールポジションを獲るか……デュエル予選導入後初となる同門対決のデュエル決勝で、雌雄を決することとなった。

 ベルニュ、ダ・コスタの順番でタイム計測を開始。セクター1ではベルニュが0.001秒リード、セクター2ではその差が0.1秒に開き、最終コーナーでダ・コスタが大きくテールスライドしたことで、ベルニュは0.817秒の大差をつける1分8秒523で自身15回目のポールポジションを獲得した。

 決勝グリッドは、テチータの2台が1列目。2列目にエバンスとモルタラ、3列目からデニスとブエミがスタート。ウェーレインが4グリッド降格ペナルティにより11番手となったことで、チームメイトのロッテラーが8番手となった。なお、キャシディは13番グリッドから決勝レースを迎える。

 決勝レースは現地時間6月4日(土)15:00(日本時間17:00)にスタートする。

 
Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 ジョビナッツィ、フォーミュラEでの未来を「あと数戦」で判断。来季はフェラーリのWECハイパーカーをドライブ?
次の記事 ジャガーのエバンスが今季3勝目。ベルニュとの接近戦を制す|フォーミュラE第9戦決勝

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本