フォーミュラE Rome ePrix II

フォーミュラEでマシンが宙を舞う戦慄のクラッシュ発生! エバンスがキャシディを撃墜「前が思ったよりも大きく減速した」|ローマePrix

フォーミュラEのローマePrixレース2で、ミッチ・エバンス(ジャガー)がニック・キャシディ(エンヴィジョン)に追突。マシンが宙に浮くクラッシュを喫した。エバンスはこの事故について、全ての責任は自分にあると認めた。

Stefan Mackley

Stefan Mackley

編集: 2023/07/17 1:58

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Mitch Evans, Jaguar Racing

 ジャガーのミッチ・エバンスは、7月16日(日)に行なわれたフォーミュラEのローマePrixで、ニック・キャシディ(エンヴィジョン)に追突し、クラッシュを喫した。タイトルを争うふたりがコース上で接触し、いずれもノーポイントに終わったわけだが、この接触の原因は全て自分にあると、エバンスは謝罪した。

 まさに戦慄の事故だった。ローマePrixの2周目、3番手を走っていたエバンスはターン7のブレーキングでコントロールを失い、2番手を走っていたキャシディに追突。エバンスのマシンは接触の影響で宙を舞い、あわや横転しそうな格好でコース脇のバリヤに激突した。一方のキャシディはエスケープゾーンに逃れたが、エバンスのマシンが一時真上に乗り上げるような格好になったため、マシンに大ダメージを負った。

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 2台のマシンはコースに復帰。キャシディはそのままレースを続けることはできたものの、結局入賞には届かずにノーポイント。一方エバンスのマシンはサスペンションにダメージを負っていたため、その後リタイアに終わった。

「彼らは、僕が予想したよりもずっと減速したんだ。それに反応したんだけどリヤをロックさせてしまい、そのままニックに突っ込んでしまった」

 そうエバンスは語った。なおエバンスは前日に行なわれたレースを勝ったことにより、ランキング3番手に浮上。今回のレースで前を行っていたランキング首位のジェイク・デニス(アンドレッティ)とキャシディを追いかける展開となっていた。しかし今回そのうちキャシディを撃墜し、自らもリタイアとなったことで、デニスに塩を贈る格好となってしまった。

「僕がホイールに乗り上げてしまったことで激しく見えたかもしれない。それが、状況をエスカレートさせてしまった」

「とても些細なことだったんだけど、僕は彼の上に乗り上げてしまい、そして彼をレースで後退させてしまった。僕もリタイアすることになってしまった。本当に最悪な状況だ」

「僕は状況を受け入れなきゃいけないし、責任があることを認めなきゃいけない。でも、何か変なことをしたり、汚いことをしようとしたわけじゃないんだ。僕はこの1年、ほとんど接触していないんだ」

「チームにとっても、リタイアしたのは残念だった。ニックは何も悪いことしていないんだから、さらにそういう思いが強いだろう。ジェイク(デニス/アンドレッティ)が勝ったことで、彼のチャンスは大きく損なわれてしまったんだからね」

 キャシディは最終的に14位でフィニッシュ。マシンを降りた後、エバンスを直接話したという。

「彼がほとんど喋ってくれたよ」

 そうキャシディは語った。

「彼は素晴らしい人物だし、素晴らしいドライバーだ。こういうことは起こり得るよ。でも、心が張り裂けそうな気持ちだ」

「僕のマシンはロールフープが外れ、ヘイローが損傷した。でも僕は幸運だった。当初はそうは思わなかったんけど、今自分のクルマを見ると、とても幸運だったと思うよ」

「マシンのパフォーマンスが低下したかどうかはよく分からない。でも、何も知らない状況で『影響があった』というのは間違いだろう」

「実際、僕はレース中速いままだった。それでも、何もできなかったよ」

 

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