フォーミュラEに参戦を検討している日本メーカーが1社ある……ドッズCEO明かす「詳細は言えないがね。我々は常に最先端技術を披露する」
フォーミュラEの東京E-Prixの金曜日、シリーズCEOのジェフ・ドッズが日本メディアの取材に応じ、フォーミュラEへの参戦を検討している日本メーカーが1社あると明かした。
Jeff Dods CEO of FormulaE
写真:: Motorsport.com / Japan
フォーミュラEのジェフ・ドッズCEOは、日本のメーカー1社が、フォーミュラEへの参入を検討していると明かした。
初のナイトレース開催となるフォーミュラEの東京E-Prix。開催時期がこれまでよりも遅く7月になったことで、連日ものすごい暑さに見舞われているが、ドッズCEOは「東京は快適だねぇ」と語った。
「実はこの暑さが結構気に入っているんだ」
そうドッズCEOは語った。
「三亜(中国・海南島)はすごく暑かった。それと比べれば、ちょっと涼しいかなと感じるくらいだ。昨夜、街中を歩いていたらちょっと風もあって、意外と快適だったよ。ただ、幸いにも私は、マシンをドライブしてレースに出る必要はないから、そこは良かったかな」
そんなドッズCEOはこれまで、東京E-Prixのために来日する度に「日本のメーカーと話をしている」と語っていた。しかも来季から投入されるGEN4、そしてその後に控えるGEN5は、どんどん速くなっていく……そんなタイミングで参入を検討しているメーカーはあるのかと今回も改めて尋ねると、ドッズCEOはこう語った。
「GEN4に関しては既に6社のマニュファクチャラーが決まっていて、そうなると既に12チームが参戦するということになっている」
そうドッズCEOは前置きして、次のように続けた。
「中国のメーカーで、参加を希望しているところが5〜6社あるよ。そして詳細は控えたいが、日本のメーカーにも1社参入を検討しているところがある」
「ただ、タイミングとしては来年のGEN4の最初から参加してもらうというのは難しいと思う。現実的にはGEN4の途中から参加という形になるんじゃないかな」
「彼らは、フォーミュラEのマシンがどんどん進化し、どんどん高性能になっていくといころに期待しているんだと思う。GEN4は、FIA F2とF1の中間くらいのパフォーマンスになると思うけど、今後GEN5、GEN6と世代を重ねていくにつれて、フォーミュラEがモータースポーツの頂点に立つことを期待してくれていると思う」
来シーズンから導入されるGEN4は、パフォーマンスは大幅に上がるとはいえ、バッテリーもシャシーもワンメイクである。GEN5以降はどんなマシンとなるのか? ドッズCEOはこう尋ねた。
「まだタイミングに関しては100%確定しているわけであない。でもテクノロジーの進化がすごく速いから、それに追いついて、常に最先端の技術を披露できるようにしたいと思う」
「GEN5については、既にFIAの方との話も始めている。一番のポイントは、やはりバッテリーになるだろう。バッテリーの進化はとても速いので、最先端のモノをいち早くレースに導入できるように、フレキシブルな対応をしていこうと考えているところだ」
フォーミュラEはバッテリーがワンメイクであるため、開発予算を比較的低く抑えられている。故にシリーズに参戦しているメーカーもある。一方でバッテリーの開発自由化を求める声もある。
GEN5以降でそのあたりのバランスをどう取るのかと尋ねると、ドッズCEOはこう語った。
「まだバッテリーを自由化すると決めたわけではないんだ。ただ最先端のバッテリー技術を導入したいとは考えている。それをシングルサプライヤーで固定するのか、それとも各チームがそれぞれ手を加えていいようにするのか、そこに関してはまだ確定していない」
「ただ予算面の問題に対応するために、引き続きコスト制限を導入しようと思っている。各チームはそのコスト制限をどうマネジメントしていくか、その範囲の中で争えるようにするという環境を、今後も維持していくつもりである」
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