童夢、FE第5期からのシャシー入札に参加。ケン・オクヤマと共同開発
童夢がフォーミュラE第5シーズンの新シャシーに入札したことが分かった。ケン・オクヤマ・デザインとの共同開発だという。
フォーミュラE(以下、FE)はシーズン5(2018〜19年)から新しいシャシーを採用する。先日その入札が行われ、日本のレーシングカー・コンストラクター童夢が手を挙げた。シーズン4までは現行のスパークSRT-01Eを使用する。
童夢は、2月に日本のFE関係者から話があったのを受けて、すぐに入札を決めた。理由はいくつかあるが、将来性のあるEVレースであること、コストキャップのしっかりとかかったレースでビジネスとして成立すること、考え方としては参加するマニュファクチャラーにシャシーを販売することでこちらもビジネスとして成立すること、などが上げられる。童夢の鮒子田寛は、「シャシーはFIAで上限価格は1台27万ユーロ(約3200万円)と設定されている。シャシーを売るだけではなくシーズン5から、4シーズンを通してスペアパーツのサポートもするわけで、そうした点を考えれば費用対効果は十分だと思います。ただ、開発費の回収はすぐにはできないと思いますが。それでも、FEは世界中で行われるわけで、知名度向上などの点では得るものが大きいと思います」と、入札を決めた理由を語る。
FIAが公表している募集要項では、シーズン5にはバッテリーが改善されてレース途中でシャシーを乗り換える必要がなくなると言われ、シャシーは10チーム各2台で20台、プラススペアやテスト用、あるいは展示用などを会わせても30台ほどの数が揃えば良いとのこと。
「FIA-F4、GT300マザーシャシー等、量産コストキャップ車両開発の経験があり、30台程度なら十分納期に間に合います。ただ、FIAが早く結論を出してくれることが条件ですが」(鮒子田)
ところで、童夢が入札したクルマの詳細はまだ公表できないとのことだが、ケン・オクヤマ・デザインとの共同開発で、かなり未来的なスタイルになるという。7月17日現在、入札の締切は過ぎているのだが、FIAからは連絡がまだないとのこと。
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