GT Test Maserati MC20 GT2 a Varano
三又槍のスポーツカーレース復帰が近づく! マセラティ、新生GT2版『MC20』をシェイクダウン。スパ24時間で正式公開へ
マセラティはGT2規格マシン『MC20 GT2』のシェイクダウンプロセス開始を発表すると共に、マシンの詳細を明らかにした。
Motor1
編集: 2023/03/08 6:51
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2021年初頭にステランティス傘下となって以降、モータースポーツ活動を活性化させているマセラティ。今年からフォーミュラEへの参戦を開始し、昨年には同社のフラッグシップスーパーカー『MC20』をベースにしたGT2規格マシン『MC20 GT2』でスポーツカーレースに復帰することを発表していた。
MC20 GT2の開発を発表した際、マセラティはマシンのレンダリング画像2枚を公開するに留まっていたが、3月7日(火)のシェイクダウンプロセス開始に伴いマシンの詳細を明らかにした。
アウトドローモ・ヴァラーノ・デ・メレガーリで走り初めを行なったMC20 GT2。マシンは今年6月末にベルギーで開催されるスパ24時間レースの際に正式発表される予定で、今回の発表を3ヵ月後の初陣に向けた「一連のイベントの前触れ」だとしている。
MC20 GT2は、市販車搭載されているツインターボ3.0リッターV6”ネットゥーノ”エンジンを継承。このエンジンはF1でも使用されているプレチャンバー技術を採用している。
マセラティはGT2の出力の詳細を明らかにしなかったものの、出力は最高出力630ps(463kW)、最大トルク730Nmを発生させる市販車版ネットゥーノエンジンよりも、”より高いレベル”にあるという。市販車のMC20は0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度は325km/h以上というGT2版の詳細は近いうちに明らかとなるかもしれない。
Maserati MC20 GT2
Photo by: Maserati Media Center
通常のMC20には、ネットゥーノエンジンに8速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされている。ただ、このGT2ではそのユニットを6速シーケンシャルレーシングトランスミッションに換装している。
今回はMC20 GT2の内装も公開され、パドルシフト付きレーシングステアリングホイールの奥にはカーボンファイバー製ダッシュボードに収められた10インチドライバーズディスプレイが鎮座している。
また、マセラティはGT2のサスペンションセットアップをレーシング仕様に変更。調整可能なショックアブソーバーと調整可能なフロント/リヤ・アンチロールバーを搭載した。ボディワークはクイックリリースで取り外しが可能で、リヤウイングも調整が可能となっている。
なおマセラティは、シェイクダウンの様子を移したカモフラージュ仕様のMC20 GT2の他に、MC20専門色として作られた”ブルー・インフィニート”を施したレンダリング画像のMC20 GT2を公開している。
Maserati MC20 GT2
Photo by: Maserati Media Center
マセラティのテストドライバーであるアンドレア・ベルトリーニは、次のように語っている。
「僕らは競合他社に負けない製品を開発するだけでなく、ハンドリングや快適性、パフォーマンスの面でジェントルマンドライバーにとって理想的なマシンとなることに焦点を当てた」
「このマシンでユニークな感覚を味わってもらいたい」
マセラティがGT2に参戦するのは今回が初めてではなく、2004年から2010年までFIA GT2選手権でMC20の先代にあたる『MC12』で参戦していた。
現在のGT2はSROがアマチュアドライバーの最高峰GTカテゴリーとして新設したモノで、2021年にヨーロピアンGT2選手権が発足。現在GT2規格のマシンを製造するのは、ポルシェとアウディ、KTM、ブラバム、ランボルギーニ、メルセデス、マセラティの7メーカーとなっている。
関連ニュース:
- 特集|ブラバムの落日とル・マンへ続く再起の道。跡取りが紡ぐ名門の未来とは? F1復帰の可能性を訊く
- レクサス、LFA後継の電動スーパーEVの開発着手を明言……四輪駆動でMT搭載。サーキットでの鍛錬を計画
- ホンダ/アキュラ、次世代NSXは「フル電動スーパーカー」と明かす。早ければ2026年に登場か
- ポルシェ、将来的なハイパーカーの発売を認める。ただし、当面の間は登場しない?
- F1マシン直系のメルセデスAMG One、ニュルブルクリンクでの新ラップレコードを樹立。市販車枠で8秒近いタイム更新
































あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 BMWのバレンティーノ・ロッシ、2020年MotoGP以来となる表彰台を獲得! ドバイ24時間レースで3位入賞を果たす
次の記事 FIA、電動GTレギュレーション「ESV」を発表。市販EVをベースに“草の根レース”での普及を目指す
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
Motor1

獣がル・マンを飛び出した……ポルシェ、公道走行可能な963 LMDhを公開。貴重モデルのオーナーはアメリカの“キャプテン”
Automotive
Automotive
Porsche 963 RSP launch
2025/06/08
獣がル・マンを飛び出した……ポルシェ、公道走行可能な963 LMDhを公開。貴重モデルのオーナーはアメリカの“キャプテン”

シューマッハーが初めて手にしたフェラーリの市販車、F355 GTSがオークションに出品。アップグレード版エンジンを搭載?
F1
F1 2025/01/22
シューマッハーが初めて手にしたフェラーリの市販車、F355 GTSがオークションに出品。アップグレード版エンジンを搭載?

F1、P1、そしてW1へ。伝統紡ぐマクラーレン史上最もパワフルな市販ハイパーカーが登場。限定399台で既に完売
Automotive
Automotive 2024/10/07
F1、P1、そしてW1へ。伝統紡ぐマクラーレン史上最もパワフルな市販ハイパーカーが登場。限定399台で既に完売
最新ニュース

小椋藍はマルケスに次ぐベストライダー! クラッチロー、2年目の若手に超高評価
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
5 分前
小椋藍はマルケスに次ぐベストライダー! クラッチロー、2年目の若手に超高評価

最もフィジカルで、最もチャレンジングなサーキット? 新コースのマドリンクを体験済のF3ドライバーの声「小さなミスでも大きな代償を払う」
F1
F1 F1
スペインGP
21 分前
最もフィジカルで、最もチャレンジングなサーキット? 新コースのマドリンクを体験済のF3ドライバーの声「小さなミスでも大きな代償を払う」

大クラッシュのルクレール、スペインGPでのグリッド降格は回避か。新PUに大きなダメージなし?
F1
F1 F1
スペインGP
49 分前
大クラッシュのルクレール、スペインGPでのグリッド降格は回避か。新PUに大きなダメージなし?

小椋藍、MotoGPサンマリノGPも欠場。負傷した左手親指の回復間に合わず……次戦オーストリアでの復帰目指す
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
4 時間前
小椋藍、MotoGPサンマリノGPも欠場。負傷した左手親指の回復間に合わず……次戦オーストリアでの復帰目指す
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録