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マカオ初挑戦の加藤大翔、フリー走行でトップタイム。予選1回目も8番手「それほどプッシュしていなかったので驚き」

マカオGPのフォーミュラ・リージョナル・ワールドカップのフリー走行1で、ARTグランプリの加藤大翔が首位。予選1回目でも8番手とまずまずの位置につけた。

松本 和己 Jamie Klein

編集: 2025/11/13 10:10

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Taito Kato, ART Grand Prix

Taito Kato, ART Grand Prix

写真:: ACI Sport

 2025年のマカオGPが開幕。フォーミュラ・リージョナル・ワールドカップのフリー走行1では、ARTグランプリの加藤大翔がトップタイムをマーク。その後行なわれた予選1回目では8番手となった。

 第72回目を迎えたマカオGP。タトゥース製のフォーミュラ・リージョナル車両で競われるフォーミュラ・リージョナル・ワールドカップには、7人の日本人ドライバーが参戦。最初のセッションではそのうち、今回がマカオ初挑戦の加藤がトップタイムをマークした。

「マカオでの走行は初めてで、セッションでP1を取ったとエンジニアから聞いた時は本当に驚きました。それほどプッシュしていなかったので。むしろちょっと怖いくらいでした。壁にかなり近いし、ストリートサーキットも始めてだったので」

 そうセッションを振り返った加藤。舞台であるギア・サーキットは、ハイスピードの海側区間とアップダウンが激しく見通しの悪い山側区間が組み合わされた屈指の難コースだが、マシンにはかなりの好感触を抱いたようだ。

「非常に難しく、本当にタフなコースですが素晴らしいスタートを切れました。チームがロケットのようなマシンを用意してくれたんです。マシンは最高でした。だから予選もさらにプッシュし続け、明日の結果も見てみましょう」

「周回を重ねるごとに自信を積み重ねられると思いますが、やりすぎるとすぐにウォールに突っ込んでしまいます。だからペースを管理するのがすごく難しいんです。慎重に走るとラップタイムが極端に悪くなるけど、プッシュしすぎるとすぐにウォールです。だから本当に調整が難しいんです」

 加藤とは違い、チームメイトのふたり(エヴァン・ジルテールとリー海夏澄)はマカオ経験者だが、昨年は路面コンディションが悪く、2度の予選では計12回赤旗が出され、予選レースや決勝レースでもまともに周回を重ねられない状況が続いた。

 そのため、昨年から使用しているフォーミュラ・リージョナル車両のデータはそれほど多くない。加藤も、その点は懸念していたというが、それ以上にマシンのフィーリングが良いと話した。

「昨年のレースをYoutubeで見ました。世界中の誰もが注目していました。昨年は本当に厄介なコンディションで場所によって路面が濡れていたり、乾いていたりしました」

「残念ながらチームメイトたちもクラッシュしていたので、データがあまりなくてちょっと心配なんです。でも今週末は本当に良さそうで、(FP1では)3人ともトップ10に入っています。つまりマシンの調子が完璧だということです」

 その後に行なわれた予選1回目で加藤は8番手。16番手ジルテール、17番手リーであり、ART勢最速となった。この他の日本人ドライバーは、10番手:中村仁(R-ACE GP)、19番手:鈴木斗輝哉(TOM'S)、24番手:山越陽悠(EVANS)、25番手:佐野雄城(TOM'S)、そして26番手:梅垣清(VAR)という順位だった。

 フォーミュラ・リージョナル・ワールドカップは、金曜日にはフリー走行2回目と予選2回目を行ない、その結果を元に土曜日に予選レース(10周)を実施。日曜日の決勝レース(15周)のグリッドを決定することとなる。

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