2021年スーパーフォーミュラ開催日程一部変更。WEC&WRCとの日程重複に配慮か
2021年のスーパーフォーミュラ終盤2戦の開催日程が、当初の予定から変更されることになった。WECおよびWRCとの日程重複を考慮した結果だとみられる。

全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーションは、2021年の開催スケジュールについて、一部変更が生じたことを発表した。
今年の8月に発表された2021年シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権の開催日程。これによれば、4月4日(日)に富士スピードウェイで開幕し、11月14日(日)の鈴鹿が最終戦となる予定だった。
しかし当初9月26日(日)に決勝レースが予定されていた第6戦岡山が10月3日(日)決勝に、前述のとおり11月14日(日)に決勝が組まれていた第7戦鈴鹿は10月31日(日)に、それぞれ変更されることになった。
この変更が行なわれた理由については明示されていないものの、9月26日にはWEC(FIA世界耐久選手権)の富士ラウンドが開催されることになったため、国内でビッグレースを同日に開催することを避ける狙いがあるとみられる。同時に、WECとスーパーフォーミュラの両カテゴリーに参戦するドライバーも複数いるため、以前から日程が重複しないよう配慮されてきた経緯もある。
また最終戦鈴鹿に関しては、当初の11月14日ではWRC(世界ラリー選手権)のラリー・ジャパンと日程が重複するため、開催が前倒しされることになったようだ。
なお変更後のスケジュールは、JAFの公示をもって正式スケジュールとなる。
日程変更後の2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権の開催スケジュールは、下記の通りとなっている。
第1戦:4/4 富士スピードウェイ
第2戦:4/25 鈴鹿サーキット
第3戦:5/16 オートポリス
第4戦:6/20 スポーツランドSUGO
第5戦:8/29 ツインリンクもてぎ
*第6戦:10/3 岡山国際サーキット
*第7戦:10/31 鈴鹿サーキット(第20回JAF鈴鹿グランプリ)
※いずれも決勝日
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