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エヴァン・ジルテール、スーパーフォーミュラ富士テストにB-Maxから参加へ。今季はSFLで既に3勝「来季に向けた参戦の可能性を探る」

スーパーフォーミュラのインシーズンテストに、スーパーフォーミュラ・ライツ参戦中のエヴァン・ジルテールが参加することになった。

Evan Giltaire, B-MAX RACING TEAM

写真:: Masahide Kamio

 スーパーフォーミュラに参戦するSan-Ei Gen with B-Maxは、6月30日、7月1日に富士スピードウェイで開催される公式テストに、エヴァン・ジルテールを起用することを発表した。

 今季は前年のスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)チャンピオンである野村勇斗を起用しているB-Maxは、既に予選セカンドロウを3度獲得して度々上位陣に割り込んで見せるなど、かつてないレベルのパフォーマンスを見せている。ただ決勝ではトラブルやミスなどもありうまく噛み合わず、ここまで7位入賞1回にとどまっているため、後半戦は速さを結果に結びつけたいところだ。

 そんなB-Maxは後半戦に向けて非常に重要な2日間の富士テストで、野村に加えてジルテールを起用する。チームはこの経緯について「野村選手以外のドライバーに車両の評価をしてもらい、現在進めている方向性が正しいかを確認」する意図に加えて、「ジルテール選手のSFへの適応能力を検証し、 来季に向けた参戦の可能性を探る」側面もあると説明している。

 ジルテールはフランス出身19歳のドライバーで、昨年まではヨーロッパを拠点にレースを戦ってきた。しかも2023年フランスF4チャンピオン、2025年フォーミュラ・リージョナル中東選手権チャンピオン、フォーミュラ・リージョナル欧州選手権ランキング5位と、その実力は折り紙付きだ。

 しかし資金難でFIA F3へのステップアップは叶わず、ホンダの育成ドライバー加藤大翔を抱えるARTグランプリとの“交換留学”のような形で、これまでARTのサポートを受けてきたジルテールが日本に拠点を移すことになった。そして彼は今季のSFライツで3勝を挙げており、三井優介、梅垣清に次ぐランキング3番手につけている。

 B-Maxは今季も1台体制でスーパーフォーミュラに参戦しているが、組田龍司総代表は2台体制に拡充したい意思を示している。B-MaxでSFライツを戦うジルテールがこのテストで印象的なパフォーマンスを見せれば、スーパーフォーミュラへのステップアップも現実的なものになってくるかもしれない。

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