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3連覇に向け、ここが正念場? 今季ワーストの予選7番手に終わった野尻智紀「明日のレースが“決定打”になる可能性は高い」|スーパーフォーミュラ第6戦

スーパーフォーミュラ第6戦の予選を今季ワーストの7番手で終えた野尻智紀は、過去2シーズンと違って今季は速さが足りていないと感じており、今回のレースがタイトル争い生き残りをかけた重要な1戦になると考えている。

Tomoki Nojiri, TEAM MUGEN

 富士スピードウェイで行なわれたスーパーフォーミュラ第6戦の予選で、TEAM MUGENの野尻智紀は7番手に終わった。今季出走したレースでは全て予選トップ3に入っていた野尻にとっては、今季ワーストのグリッドからレースを迎えることになる。

 2021年、2022年とシリーズを連覇してきた野尻だが、3連覇のかかる今季は第3戦の接触リタイアと第4戦の病欠が大きく響き、首位と17ポイント差のランキング3番手となっている。追う立場で迎えた富士戦だったが、予選は7番手。ポイントリーダーの宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM'S)は5番グリッド、ランキング2番手のリアム・ローソン(TEAM MUGEN)は2番グリッドといずれも野尻より前方からのスタートだ。

「『これは厳しい』というのは、走りながら直感的に思っていました」と予選を振り返る野尻。マシンがうまく仕上がらず、予選に向けても「奇跡的にトップスリーの下ぐらいに行けたらいいな」と期待値も低かったようだ。

 昨年までは、選手権争いで大きなマージンを持った状態で後半戦に入り、ダメージを最小限に抑える保守的な走りも交えながらポイントを積み重ねていき、タイトルを手にしてきた野尻。しかし17点のビハインドを背負う今年は明らかに状況が違う。これをひっくり返すためには、何としても好結果が必要だ。

Tomoki Nojiri, TEAM MUGEN

Tomoki Nojiri, TEAM MUGEN

Photo by: Masahide Kamio

 こういった状況の違いから、レースに向けたアプローチに変化はあるのかと野尻に尋ねると、今季は昨年以前と比べて速さが足りず、その結果後手に回ってしまっていると語った。

「今の問題点は、今回の展開も含めて全て後手に回ってしまっているということです。ではその根源は何かというと、速さが足りないということなんですよね」

「昨年や一昨年は常に速さがあったので、全て周りに合わせることができましたが、今はライバルたちを惑わせるだけの速さもない。そういったところでも後手後手になってしまっていると感じます」

 今大会も含めると、今季は残り3大会4レース。ただ野尻は、今回の結果次第ではタイトル争いに決定的な打撃を与えてしまう可能性があると危機感を隠していない。

「明日のレースが(タイトル争いの)決定打になる可能性は高いかなと思っています」

「開幕からそうですが、特にここ数戦はペースよく走れている時が……。開幕戦の予選以外はペースに分があったとは言えない状況です」

「明日の決勝で周りよりも良いペースで走ることが、(次戦)もてぎに対しても周りのプレッシャーになってくるでしょうし、タイトル争いにおいて非常に大きな意味を持つと思います。とにかく速さを引き出すしかありません」

「過去を振り返っても、ここで速ければ多分もてぎも速いと思うんですよ。そういったところを踏まえて、明日の決勝は速く走りたいですね」

 

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