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“2匹の虎”でより良いシリーズに! スーパーフォーミュラが車両開発計画を発表。石浦宏明、塚越広大がテストを担当

スーパーフォーミュラは、カーボンニュートラル、ドライバーズファースト実現に向けた車両開発を行なう上で使用する2台のテストカーを発表。開発計画についても明らかにされた。

SF19 test car

 スーパーフォーミュラを主催する日本レースプロモーション(JRP)は、鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーの初日である3月5日に記者会見を実施し、2022年シーズンを通して行なうカーボンニュートラル、ドライバーズファースト実現に向けた車両開発計画について発表した。

 昨年に新プロジェクト『SF NEXT50』を立ち上げたスーパーフォーミュラは、同シリーズを「モビリティとエンターテインメントの技術開発の実験場」と位置付けている。今回掲げられた技術開発のテーマは「カーボンニュートラルの実現に向けた『素材』『タイヤ』『燃料』の実験」「ドライバーの力が最大限引き出せるエアロダイナミクスの改善」「エンターテインメントの魅力向上に繋がる車両開発」の3つだ。

 まずひとつ目の「カーボンニュートラルの実現に向けた『素材』『タイヤ』『燃料』の実験」に関しては、麻などの天然素材を活用したバイオコンポジット素材をボディに活用したり、燃料をカーボンニュートラルフューエルに変更する計画があるとのこと。これらを導入し、環境への負荷が少ないシリーズづくりを目指していく。

 一方、「ドライバーの力が最大限引き出せるエアロダイナミクスの改善」に関しては、エアロダイナミクスの観点で前車からの影響が少ないマシンにすることで、オーバーテイクの可能性を増やしていく。具体的には、ダウンフォース量を下げるような形で開発が進むようだ。これもドライバーズファーストの精神に則ったものだと言える。

 そして「エンターテインメントの魅力向上に繋がる車両開発」に関しては、1月に発表されたデジタルプラットフォーム『SFgo』の導入に向け、車両側でもテストを実施していく。300名限定で募集された『SFgo開発サポーター』も、約600名の応募があったという。この『SFgo開発サポーター』と協力しつつ、2023年の本格導入を目指す。

 また、これらの開発を行なう2台のテストカーもお披露目された。ベースカラーはそれぞれ白と赤で、どちらも黒の縞模様が入っている。JRP上野社長曰く「自分たちは勝手に“白虎”、“赤虎”と呼んでいます」とのことだ。

 この2台のマシンを走らせる開発ドライバーは、石浦宏明、塚越広大のふたり。どちらもトップフォーミュラでの経験が豊富で、現行車両であるSF19をドライブしたこともあり、心強い存在と言える。またSF NEXT50のアンバサダーには土屋武士が、そしてテクニカルアドバイザーには永井洋治が就任することもあわせて発表された。

 なお開発テストに関しては、2022年シーズンのレースウィークの前後で実施される。

 
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