阪口晴南「選んだタイヤが予選用だという認識は一切ない」【スーパーGT第2戦:GT500 PP記者会見】
富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第2戦の予選。GT500のポールポジション記者会見で語られたドライバーのコメントを紹介。
写真:: Masahide Kamio
スーパーGT第2戦の予選では、19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)がGT500クラスのポールポジションを獲得した。記者会見に登場した彼らは、次のように語った。
■19号車WedsSport ADVAN GR Supra
国本雄資
「めちゃくちゃ嬉しいです!(笑) 今シーズンタイヤ開発で苦労も多い中で、ヨコハマタイヤさん、TCD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)さん、そしてチームの頑張りが結果に表れたことが嬉しいです。チーム体制もドライバーも変わった中で、マサさん(坂東正敬監督)がやりやすいように環境づくりをしてくれました。マサさんを喜ばせられて嬉しいです。フリー走行ではタイヤ選択が悩ましい部分がありましたが、Q1をギリギリ突破することができ、Q2は晴南くんが集中して速いタイムを出してくれました。良い仕事をしたなと思います」
「富士は天候に左右されやすく、タイヤを持ち込む上で難しいレースです。先日も富士戦を見越したテストをして、ギリギリまでミーティングを重ねてここに来ました。路面温度が上がったり下がったりして不安な部分もありましたが、最適なタイヤを選ぶことができたし、それがこの結果に繋がったと思います」
「事前のテストでも、朝の練習走行でも、このタイヤで長い距離を走ることができていますし、タイヤの特性は理解できているので、もう一度データを見直して、レースに向けて合わせ込めればと思います。450kmレースで作戦の幅が出ると思うので、都度最適なタイヤを選んで良い順位でゴールしたいです」
「久々に行動規制がないGWなので、たくさんのお客さんが来ると思います。その中で良いレースをして盛り上げたいですし、笑って終われるようにしたいです」
阪口晴南
「こんな気持ち良いアタックをさせてもらえたことに感謝です。フリー走行からうまくいってなくて、その中でふたりで話し合ったことがうまくいきました。国本選手が言ったように、坂東監督はルーキーにとってもやりやすい環境を作り上げてくれて、自分も随分前から一緒にいるような感じで仕事をすることができています。今回気持ちの良いアタックができたのは、たくさんの人に携わって頂いたおかげです。皆さんに感謝したいです」
「もちろん、このポールポジションはタイヤの部分が大きいと思います。その時その時の路面温度に合わせる以上に、幅広くパフォーマンスを発揮するためにどういうタイヤ選びをするか、ということを話し合って来ましたが、それがうまくハマっていますし、それが力強い走りができた要因だと思います」
「レースを見据えてこのタイヤをチョイスしているので、予選用だという認識は一切ありません。コンディションの変化に対応できるものだと考えているので、レースペースに苦しんだ岡山から進化できていると思いますし、自信を持って戦いたいです。戦略の幅が広がって面白いレースになると思いますが、トップで1コーナーを抜けてレースの主導権を握りたいです」
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