セバスチャン・ローブ、1年半ぶりのWRC参戦にも自信「まだ速さを見せられるはず」
セバスチャン・ローブは、2022年のラリー・モンテカルロでWRC復帰を果たすにあたり、「まだ速さを発揮することができる」として自信を見せている。
かつてWRC(世界ラリー選手権)を9連覇したことでも知られるセバスチャン・ローブは、2022年のWRC開幕戦ラリー・モンテカルロにMスポーツから参戦することが決まった。約1年半ぶりのWRC参戦となるローブだが、それでも速さを発揮できるという自信があるようだ。
2012年にシトロエンで9度目の王者に輝いて以降は、ラリー・モンテカルロなど一部のラリーにスポット参戦していたローブ。最後の出走は2020年のラリー・トルコとなっており、この度約1年半ぶりのWRC参戦を果たすこととなる。なお、現時点でローブはラリー・モンテカルロのみ出場が確定している状況だが、Mスポーツは今後のさらなる出場を否定していない。
ローブのコ・ドライバーは長年ダニエル・エレナが務めてきたが、エレナは2021年限りで引退。これを受け、ローブはイザベル・ガルミッシュを新たなコ・ドライバーに迎え、ラリー・モンテカルロに挑む。
2021年はWRCから離れ、ダカール・ラリーやエクストリームEなど、様々なフィールドで活躍していたローブ。47歳の彼は、過去7勝を誇るモンテカルロでのWRC復帰に向けて次のように語った。
「僕はいつだって走ることを楽しんでいるけど、WRCに参戦することに関してはただただ最高の気分だ」
「(WRCは)とても楽しいし、まだ速さを見せられると思うけど、モンテカルロはコンディションがトリッキーだったりするから、チームと初めて挑むイベントとしてはあまり易しくない」
「このラリーには良い思い出があるし、いつも素晴らしい雰囲気に包まれている」
WRC復帰に向けてローブは、新規定Rally1の車両『フォード・プーマ』を既にテストしており、ハイブリッドとなった新車両に感銘を受けている。
「プーマRally1の新たな技術を体験することができて嬉しかった。2017年のマシンとよく似ているけど、そこにハイブリッドシステムが追加されている」
「これを使うのは少しチャレンジングで、マシンの中で新たに管理しなければいけないものが増えるのは刺激的だ」
「僕がテストをした時、そのバランスの良さとハイブリッドのパワフルさに感動した。とても楽しかったよ」
ローブも出場する2022年のWRC開幕戦ラリー・モンテカルロは、1月20日から23日にかけて行なわれる。
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