速報ニュース
Blancpain Endurance
BMW Team Studie鈴木代表が語る(2)スーパーGT復帰の可能性は?
BMW Team Studieの鈴木康昭代表が来季以降のレース参戦に関して言及。将来的にはスーパーGTに復帰する可能性もあると語った。
Tomohiro Yoshita
公開日時: 2019/07/14 11:28
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

今シーズンもブランパンGTワールドチャレンジアジアに参戦しているBMW Team Studie。チームを率いる鈴木康昭代表は来年以降のレース参戦プランに関して言及した。
Read Also:
現在はスーパーGTを離れ、アジアを舞台に活躍の場を広げているBMW Team Studie。M4 GT4でのレース参戦も順調に進んでいるが、このプロジェクトに関して鈴木代表は次のように語った。
「まだ確定ではないですが……このプロジェクト(GT4でのアジア挑戦)は今年限りになるかもしれません。その一番の理由は(M4 GT4のベース車両である)F82型M4の生産が今年いっぱいで終わるからです」
「我々Team StudieとしてはBMW JAPANさんなど色々なところを巻き込んで(BMW車の)PRとかマーケティングにモータースポーツを使いたいと思っています。そういう意味では(ベース車両が)現行で生産している車両でないと魅力が半減してしまうところがあります」
「GT4も現行車でなくなってしまうし、GT3車両に関しては次期車両は2021年になってしまいます。それらを踏まえて、(2020年以降の参戦計画を)どうしようか……と頭を抱えているのが現状としてはあります」
これまではスーパーGT(GT300クラス)を舞台に活躍してきたTeam Studieだが、2018年にブランパンGTのアジアシリーズへ転向することを決断。さらにマシンもM4 GT4にスイッチしての参戦ということで、当時は関係者やファンからも驚きの声が上がった。
その理由として鈴木代表は「ディーラーに売っていないクルマでレースをしたくない」と語っており、ベース車両が現行で生産されているものであることが一番の条件という考えは今も変わっていない。
ただ、2020年に関してはM6 GT3、M4 GT4ともに現行生産車ではない状態となる。これがTeam Studieにとって悩みのタネとなっているのだ。
しかし、この数年間でBMW JAPANやドイツ本国のBMWモータースポーツとの関係性はより強固なものになっており、特にドイツ本国からの期待度も高まっているという。
「彼らとの関係性はすごく強くなっていますし、今は基本的にドイツのBMWモータースポーツ主導になりつつあります。今年は顕著にそれが現れていて、例えば『今年タイでBMWタイランドのイベントがあるからTeam Studieが行ってくれ!』とか『中国で大きなフェスティバルがあるから、そこでTeam Studieの車両をデモランやってくれ!』という依頼を受けるようになりました」
「そういう意味で我々のチームがアジアのハブ(中核)となる仕事をけっこうやっているので、そこも含めてドイツ本国とのリレーションシップは強く太くなっています」
「まだ分かりませんが、おそらくBMWモータースポーツ側も(参戦活動を)1年空けることに対して賛成しないと思うので、M6 GT3でもう1年我慢してくれと言われるのか、M4 GT4でもう1年我慢してくれと言われるのか……(レース参戦を続ける)可能性はありますが、まだそこは何も決まっていないです」
現在、スーパーGTではBMWのマシンが1台も走っていない状況となっているが、これについてBMW側も問題視しているようだ。2021年に同社の新型GT3マシンが登場することも踏まえ、将来的にTeam StudieがスーパーGTの舞台に戻ってくる可能性もゼロではないと鈴木代表は明言した。
「(スーパーGTなど日本主導のシリーズに戻ることについて)それは、ドイツ側からも強く言われていることなんです」
「昨年はARTAさんがBMWで参戦してくれていたから、僕たちは安心してアジアに行けたところがありましたが、それが急きょ今季からホンダ(NSX GT3)になってしまって、(スーパーGTのグリッドに)BMWが1台もいないという現状になりました。もちろん、ARTAさんが悪いというつもりは毛頭ありません」
「BMWモータースポーツとしても、ブランパンGTのアジアシリーズよりはスーパーGTの方がプライオリティを高く考えています。そこでBMWの車両が1台もいないというのはまずいという話になっているのは正直なところです」
「それを含めて来年以降をどうするか……というところです」
「もちろん、Team Studieとしてはレースを続けていきたいですが、2020年だけ頭が痛いなというところですね」
鈴木康昭代表(BMW Team Studie)
Photo by: Tomohiro Yoshita
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 GSR、スパ24時間レースに再挑戦。マシンは『Fate』とのコラボデザインに
次の記事 バトンのGTチーム、使用マシンをNSXからマクラーレン720S GT3に変更
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
Tomohiro Yoshita

SC導入とほぼ同時だった6号車のピットイン。“問題なくセーフ”判定になった理由とは
スーパーGT
スーパーGT
第5戦:富士
2019/08/05
SC導入とほぼ同時だった6号車のピットイン。“問題なくセーフ”判定になった理由とは

大クラッシュを喫するも塚越に怪我なし、17号車は決勝出走を目指し修復中
スーパーGT
スーパーGT
第5戦:富士
2019/08/03
大クラッシュを喫するも塚越に怪我なし、17号車は決勝出走を目指し修復中

9年ぶりの勝利、中嶋悟総監督「スタッフの喜ぶ顔が何より嬉しかった」
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ
第4戦:富士
2019/07/14
9年ぶりの勝利、中嶋悟総監督「スタッフの喜ぶ顔が何より嬉しかった」

More from
BMW Team Studie

BMWのスペングラー、スーパーGT・GT300の高いプロ意識に感銘「IMSAと並んで、GT3ドライバーが最も目指すべき場所」
スーパーGT
スーパーGT
岡山公式テスト
2023/03/21
BMWのスペングラー、スーパーGT・GT300の高いプロ意識に感銘「IMSAと並んで、GT3ドライバーが最も目指すべき場所」

元DTM王者と言えど一筋縄ではいかない? 今季からスーパーGT参戦のスペングラー「学ぶことはたくさん。でも楽しみ」
スーパーGT
スーパーGT
2023/02/11
元DTM王者と言えど一筋縄ではいかない? 今季からスーパーGT参戦のスペングラー「学ぶことはたくさん。でも楽しみ」

BMW Team Studie、M4 GT3での2年目にかける思い。データも十分、昨年以上の安定感でGT300王座目指す
スーパーGT
スーパーGT
2023/01/18
BMW Team Studie、M4 GT3での2年目にかける思い。データも十分、昨年以上の安定感でGT300王座目指す
最新ニュース

キャデラックF1、マルチン・ブコウスキーを新チーム代表に起用「オランダGPから活動を率いることを光栄に思う」
F1
F1 F1
2 時間前
キャデラックF1、マルチン・ブコウスキーを新チーム代表に起用「オランダGPから活動を率いることを光栄に思う」

アントネッリ大躍進のカギは? ルーキーシーズンの”学び”とメルセデスの管理が実を結ぶ
F1
F1 F1
3 時間前
アントネッリ大躍進のカギは? ルーキーシーズンの”学び”とメルセデスの管理が実を結ぶ

MotoGPタイトル候補に成長した小椋藍、求められる改善点は「攻めるタイミング」の見極め?
MotoGP
MGP MotoGP
イギリスGP
14 時間前
MotoGPタイトル候補に成長した小椋藍、求められる改善点は「攻めるタイミング」の見極め?

フォーミュラE、『Disney+』がグローバル配信プラットフォームに! 日本でもライブ配信を予定
フォーミュラE
FE フォーミュラE
14 時間前
フォーミュラE、『Disney+』がグローバル配信プラットフォームに! 日本でもライブ配信を予定
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録