フェルスタッペン、オーストリア初日はメルセデス勢に次ぐ3番手「彼らはソフトで速い。でも僕たちもロングランが調子良い」
マックス・フェルスタッペンはF1オーストリアGP初日を終えて、メルセデス勢のソフトタイヤでの速さを認めたが、レースペースには前戦に引き続き自信があるようだ。
Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B
Zak Mauger / Motorsport Images
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1第9戦オーストリアGPの初日フリー走行をメルセデス2台に次ぐ総合3番手タイムで終えた。
FP1をトップで終えたフェルスタッペンは、FP2のセッション中盤にソフトタイヤを履き、1分07秒740をマーク。ただ、メルセデス勢はルイス・ハミルトンが1分07秒523、バルテリ・ボッタスが1分07秒740を記録して共にフェルスタッペンを上回ってみせた。
同じくレッドブルリンクで行なわれた前戦シュタイアーマルクGPでは、C1〜C5と5種類あるタイヤコンパウンドの内、C2〜C4の3種類が持ち込まれていた。しかしオーストリアGPでは、最も柔らかいC5を含むC3〜C5が持ち込まれることに。つまり今回のハードタイヤ(C3)は前戦のミディアムタイヤ、今回のミディアムタイヤ(C4)は前回のソフトタイヤとしてデータを持ち合わせているが、今回のソフトタイヤ(C5)に関しては未知数な部分も多かったのだ。
そのソフトタイヤを履いてのアタックを「完璧ではなかった」と振り返ったフェルスタッペンだが、メルセデス勢のソフトタイヤでの速さは確かなものだと感じているようだ。ただ、硬いコンパウンドのタイヤでのパフォーマンスや、ロングランには変わらず自信があるため、ソフトでのパフォーマンスを上げることに集中したいと考えている。
「FP2では完璧なアタックができないままだったけど、それでもマシンの感触は良かったし、大きな問題はない」
フェルスタッペンはホンダのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「メルセデスはソフトタイヤでかなり速いと思うけど、僕らはミディアムでの走りやロングランといったレースで重要になる部分は好調なので、ソフトでもう少しペースを上げられるようにしないといけない」
「今日はピレリのプロトタイプタイヤもテストしたけど、問題ないように思う。少し路面が滑りやすくなったけど、ドライブする分には問題なく、ロングランもいいペースで走行できた」
「メルセデスが少し向上してきているので、今週末も僅差の戦いになると思う。予選を見ていきたいし、重要なのはレースでの柔らかいタイヤコンパウンドの扱い方だ」
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