予選レポート
F1 イタリアGP
F1イタリア予選:ボッタス最速、メルセデスが最前列独占でスプリント予選へ。角田裕毅はQ1敗退17番手
F1第14戦イタリアGPのノックアウト予選が行なわれ、メルセデスのバルテリ・ボッタスが最速。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は17番手に終わった。
編集: 2021/09/11 1:14
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1第14戦イタリアGPの予選が行なわれ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがスプリント予選レースの”ポールポジション”を獲得した。
Read Also:
今季のイタリアGPは、シーズン2度目となるスプリント予選レースを実施するフォーマットでの開催。わずか60分のフリー走行を行なった後に、従来形式のノックアウト予選を実施し、土曜日午後に行なわれるスプリント予選レースのグリッドを決定することになる。
薄曇りのモンツァは気温25度、路面温度33度というコンディション。現地時間18時に18分間の予選Q1がスタートした。なお、今回のフォーマットではノックアウト予選で使えるタイヤはソフトタイヤのみだ。
4本のストレートをコーナーでつないだレイアウトの”高速”モンツァは、トウ(スリップストリーム)の効果が絶大。アタックに入るポジションは非常に重要となる。最終コーナー手前では大渋滞が起きることも多く、Q1では地元フェラーリ勢が先頭でコースインするなど、普段のグランプリとコースインするタイミングを変えてくるチームも見受けられた。
下馬評の高いメルセデス勢は、最初のアタックでルイス・ハミルトンが1分20秒543をマーク。ボッタスも0.261秒差の2番手に続いた。対してマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、最初のアタックでわずかにコースオフした他、トラフィックに遭いアタックを中断する場面もあった。それでもソフトタイヤを履いて7周目に3番手タイムをマークし、ひとまず安泰のポジションにつけた。
セッション残り5分を切ったところで、Q1敗退圏内はウイリアムズ勢、ハース勢、ロバート・クビサ(アルファロメオ)の5台。ただウイリアムズの2台はその後タイムを更新し、角田裕毅(アルファタウリ)はQ2進出ボーダーとなる15番手でラストアタックに臨んだ。
残り時間1分を切り、最終コーナー手前のストレートでは10台以上がアタック待ちをする大渋滞が発生。それでもなんとか各車が間隔を開けながらアタックに入っていった。
タイムシートが次々塗り替わっていく中、角田はタイムアップに成功し15番手を確保。ギリギリQ2に進出できたかと思われたが、トラックリミット違反によりタイム抹消となってしまう。これで17番手まで落ち、0.083秒届かずQ1敗退となった。代わってジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)が15番手で予選Q2に進出した。
16番手ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、18番手以下ミック・シューマッハー(ハース)、クビサ、ニキータ・マゼピン(ハース)もここで予選を終えた。
7番手でQ1を通過したシャルル・ルクレール(フェラーリ)だが、マシンにトラブルを抱えてしまったようで、Q1中盤からガレージでクルーが慌ただしくマシンに手を加えた。ただQ2が始まる頃には外されていたエンジンカウルも再装着され、無事走行に復帰した。
15分間のQ2がスタートすると、レッドブルの2台が真っ先にコースイン。しかし、レッドブル勢のタイムは伸びず、1分19秒936を叩き出したハミルトンだけでなく、マクラーレン勢やピエール・ガスリー(アルファタウリ)にも上回られてしまった。
各車が最初のアタックを終えた段階で、セルジオ・ペレス(レッドブル)は10番手でQ3に進出できるかギリギリのポジション。一方ターン1へのブレーキングでミスをしたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)はノータイムで、ラストアタックに賭けることになった。
残り3分を切ると、全車が一斉にコースイン。ピットレーンでハミルトンとセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)が接触しかけた他、フェルスタッペンはピットレーン出口を抜けたところでスロー走行するマシンを数台オーバーテイクしていった。
結果的にQ2でもメルセデス勢が盤石の速さでワンツー。3番手にはマクラーレンのランド・ノリスが続き、ポイントリーダーのフェルスタッペンは0.293秒差の4番手と劣勢だ。
コーナーで挙動が不安定だと訴えていたルクレールはラストアタックで何とかタイムアップし9番手。8番手となったカルロス・サインツJr.共々、なんとかフェラーリの聖地でQ3進出を決めた。
ペレスも10番手でQ3に駒を進め、アストンマーチンのベッテルとランス・ストロール、アルピーヌのアロンソ、エステバン・オコンがここで敗退。ラッセルも15番手に終わった。
12分間のQ3がスタートすると、今度はメルセデスの2台が最初にコースイン。そこにガスリー、ペレス、フェルスタッペンという順でコースに入っていった。
ハミルトンは変わらず速さを見せ、1分19秒949をマークしトップタイム。ただフェルスタッペンはペレスのトウをうまく使えたか、0.017秒差の2番手に迫った。3番手のノリスもハミルトンと0.065秒差と僅差。4番手にもダニエル・リカルドが入り、マクラーレンが好位置に並んだ。
セッション後半、ラストアタックに向けて先に動いたのはレッドブル。ペレスの後ろにフェルスタッペンが続いてコースイン。メルセデス勢はコースインを遅らせ、乗れているノリスが隊列の最後尾につけた。
なんとかメルセデス勢を逆転したいフェルスタッペンだが、セクター1、2とタイムが伸びず。対してボッタスは全体ベストを並べ、一気にタイムアップ。1分19秒555の驚異的なタイムを叩き出した。
ハミルトンもタイムアップしたが、0.096秒及ばず2番手。結局タイムアップできなかったフェルスタッペンはボッタスに0.411秒離され、3番手に終わった。
ただボッタスはこの予選を前にパワーユニットのエレメントを複数交換したと発表があり、最後尾へのグリッド降格が決定済み。とはいえ、ペナルティを受けるのは決勝レースであり、スプリント予選レースはメルセデス勢がフロントロウを独占することになった。
4、5番手につけたのはマクラーレンのノリス、リカルド。ガスリーは6番手だった。地元フェラーリ勢はサインツJr.、ルクレールがそれぞれ7番手、8番手となっている。
ペレスは9番手と伸びず。アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が10番手となった。
Read Also:
- より良い形を目指して……スプリントレースの改善を模索するF1。”予選”ではなくなる可能性も?
- バルテリ・ボッタス、アルファロメオ加入は大きなモチベーション「詳しくは言いたくないが……高い目標がある」
- 憧れの存在からチームメイトへ! ラッセル、“スーパーヒーロー”ハミルトンとの出会いを振り返る
- レッドブル、イタリア&ロシアはメルセデス優勢と覚悟「ダメージを最小限にしなければいけない」
- 角田裕毅、アルファタウリとの契約を延長できたのは「驚きだった」と明かす
順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 バルテリ ボッタス 18 1'19.555 262.143 2
ルイス ハミルトン 18 1'19.651 0.096 0.096 261.827 3
マックス フェルスタッペン 19 1'19.966 0.411 0.315 260.795 4
ランド ノリス 21 1'19.989 0.434 0.023 260.720 5
ダニエル リカルド 17 1'19.995 0.440 0.006 260.701 6
ピエール ガスリー 16 1'20.260 0.705 0.265 259.840 7
カルロス サインツ Jr. 18 1'20.462 0.907 0.202 259.188 8
シャルル ルクレール 18 1'20.510 0.955 0.048 259.033 9
セルジオ ペレス 20 1'20.611 1.056 0.101 258.709 10
アントニオ ジョビナッツィ 16 1'20.808 1.253 0.197 258.078 フルリザルトを見る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1イタリア予選速報:ボッタス、意地の最速タイム! メルセデスがフロントロウ独占
次の記事 予選最速のボッタス、4基目のPU投入決断で、日曜日の決勝は最後尾からスタート
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
最新ニュース

マシンのデグラデーションって一体何だ? レッドブルを悩ませる奇妙な問題……メキーズ代表「あんまり詳しく説明しない」
F1
F1 F1
スペインGP
47 分前
マシンのデグラデーションって一体何だ? レッドブルを悩ませる奇妙な問題……メキーズ代表「あんまり詳しく説明しない」

怪我から回復しF1復帰のハジャー、感謝語る「レースに出られない1ヵ月は、慣れていないことなので辛かった」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
1 時間前
怪我から回復しF1復帰のハジャー、感謝語る「レースに出られない1ヵ月は、慣れていないことなので辛かった」

ホンダのジョアン・ミル、日本GPとインドネシアGPの欠場が決定。体調不良の原因をさらに検査へ
MotoGP
MGP MotoGP
オーストリアGP
2 時間前
ホンダのジョアン・ミル、日本GPとインドネシアGPの欠場が決定。体調不良の原因をさらに検査へ

ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
2 時間前
ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録