角田裕毅の相棒、アルファタウリ新車『AT04』カラーリング発表。新スポンサー獲得でイメージ一新! ホンダのロゴも
2月11日、アルファタウリはアメリカ・ニューヨークで2023年の新車『AT04』のカラーリングを発表した。新たにPKNオーレンをスポンサーとして獲得したため、同社の赤いロゴが入ったことで、昨年までとはイメージが一新された。
日本人ドライバーの角田裕毅が所属するアルファタウリが、2023年のF1マシン『AT04』の新たなマシンカラーリングを、アメリカ・ニューヨークで発表した。新スポンサー『PKNオーレン』の赤いロゴが目立つ、イメージを一新した装いとなった。
アルファタウリは昨シーズン、苦しい戦いが目立った。昨年はグラウンドエフェクトを大きく活用する新レギュレーションへと移り変わった節目の年だったが、期待されていたような躍進を示すことができなかったのだ。
結果、角田とピエール・ガスリーのふたりはそれぞれ12ポイントと23ポイント獲得にとどまり、チームとしては2021年の6位から大きく後退するランキング9位で終えることになった。
巻き返しを狙いたい2023年シーズンだが、アルファタウリのドライバーラインナップには変更がある。長くレッドブル系ドライバーとしてチームに所属しリーダー役となってきたガスリーが、アルピーヌへ移籍。後任にはフォーミュラEでチャンピオン経験を持ち、2022年イタリアGPではウイリアムズからの代役参戦でいきなり9位入賞を果たしたニック・デ・フリーズが加入している。
そして2月11日(日本時間2月12日)、アルファタウリは2023年の新車AT04の発表会をアメリカ・ニューヨークで実施。新たなマシンのカラーリングをお披露目した。
基本的なカラーリングは、昨年までと同様に白と紺というアルファタウリの象徴的な配色だ。しかしヘイローやリヤウイング、フロアフェンスなどに、今年からスポンサーに加わった「PKNオーレン」の赤いロゴが入れられたため、イメージが一新された感がある。また、コクピット前方からノーズまでの部分は白く塗られた部分が増えており、これもイメージを変えた一因だと言えるだろう。
昨年の日本GP以降と同じように、パワーユニットを実質的に供給しているホンダのロゴも、エンジンカウルの後端に配置されている。
なお今回はカラーリング発表ということもあり、公開されたマシン自体は2022年の『AT03』。そのため真のAT04の姿は、2月14日にミサノで予定されているシェイクダウンを待つことになるだろう。
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