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ホンダF1、テストで“1549周”走破。「とてもポジティブなテストになった」と田辺TD

F1プレシーズンテスト6日間の日程が終了。ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、とてもポジティブなテストになったと語っている。

Alex Albon, Red Bull Racing RB16

Alex Albon, Red Bull Racing RB16

Andrew Hone / Motorsport Images

 スペインのカタルニア・サーキットで行なわれたF1のプレシーズンテストは、全日程が終了。F1は開幕まであと後2週間と少しとなった。

 最終日となるテスト後半の3日目、レッドブル・ホンダとアルファタウリ・ホンダは大きな問題に見舞われること無く走行を続け、それぞれ104周、160周の距離を走破した。

 ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、計6日間のテストを通して、多くの周回を重ねられ、とてもポジティブなものだったとその所感をプレスリリースにコメントしている。

「例年よりも短い日程で行われた6日間のオフシーズンテストが今日で終了しました。両チームともに大きな問題は発生せず、貴重な走行時間を無駄にすることなく、多くの周回を重ねることができました」

「アストンマーチン・レッドブル・レーシングと780周、スクーデリア・アルファタウリとは769周、Hondaとして合計で1,549周・7,211㎞を走行し、数々の確認テストを行いました。多くのデータを得られ、とてもポジティブなテストになったと感じています」

 最終日にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、メルセデスのバルテリ・ボッタスに次ぐ2番手タイムを記録。良い形でテストを締めくくったように見える。田辺TDもいい準備ができたと感じている様子だ。

「6日間を通して比較的安定した天候ではあったものの、午前・午後での路面温度変化や風向きその強さなどが、F1の車には大きな影響を与えます。それに加えて各チームが異なるプログラムで走行をしているので、この段階で各チームの相対的な実力を語ることは時期尚早ですが、シーズン開始に向けていい準備ができたと考えています」

「ここからテストで使用したパーツの確認を進めたり、エンジニアたちがデータの分析を進め、最後の最後まで改善に向けた努力を続けていくことになります」

「あと16日でオーストラリアGPが始まります。いい戦いができるよう、万全の準備を整えて挑みます」

 

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