ホンダPU搭載勢、791周・4281kmを走破。田辺豊治TD「中身の濃い貴重なデータを収集」
F1のプレシーズンテストは全日程が終了。計791周、4281kmを走行したホンダPU搭載勢だが、ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは中身の濃い貴重なデータを収集することができたとテストを振り返った。
Max Verstappen, Red Bull Racing RB15
Red Bull Content Pool
3月12〜14日にかけてバーレーン・インターナショナル・サーキットでF1のプレシーズンテストが行なわれた。
レッドブルとアルファタウリにパワーユニット(PU)を供給するホンダだが、彼らは3日間の日程で大きなトラブルに遭遇すること無く、合計791周を走破。
3日目にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録し、アルファタウリの角田裕毅がわずか0.093秒差の2番手となり、ホンダPU搭載勢によるワンツーでテストが締めくくられた。
ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターはテストを振り返ると中身の濃い貴重なデータを収集できたと語った。
「バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催された2021年のプレシーズンテストが終了しました。3日間で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダが422周、レッドブル・レーシング・ホンダが369周で、HondaのPUを搭載した2チームのマシンは合計791周・4281kmを走行。開幕戦に向けて走行距離を伸ばせたのみでなく、中身の濃い貴重なデータを収集することができました」
田辺テクニカルディレクターはプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「この3日間の中でPUに関するマイナーな問題も散見されたものの、レース本番を前に、問題を見つけることもテストの目的です。ここまで、マシンを止めるような大きなトラブルなく2チームともに走り、予定通りにプログラムを消化することができた、充実のテストとなりました」
「今回のテストで得たデータを解析するとともに、問題点を潰し込むために、まだまだエンジニア、メカニックは忙しい時間が続きます」
「我々の実力が見えるのは2週間後の予選とレースを終えてからになると思いますが、ここからの準備も最善を尽くして臨みたいと思います」
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