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ウイリアムズ、新車『FW44』を発表! 新レギュレーションを追い風に名門復活を目指す

ウイリアムズは、2022年シーズンのF1を戦うニューマシン『FW44』を発表した。

Williams FW44

写真:: Williams

 ウイリアムズは、2月15日(火)に2022年のF1を戦う新車『FW44』のカラーリングを発表した。

 かつての名門ウイリアムズは、2018年から3年連続でコンストラクターズランキング最下位に終わる低迷期を過ごしていたが、2021年は復活の兆しが見えたシーズンとなった。ジョージ・ラッセルがベルギーGPで2位に入るなど、23ポイントを獲得しランキング8位に浮上したのだ。

 2020年8月にアメリカの投資企業ドリルトン・キャピタルがチームの新オーナーとなった他、発表会を前に米国のバッテリーブランド”デュラセル”とスポンサー契約を結んでおり、資金面に余裕ができつつある。

 CEOにはモータースポーツ界で長く活躍してきた、元フォルクスワーゲンのヨースト・カピトを迎え入れるなど、組織再編に着手。その効果が現れつつあるのだ。

 そんなチームにとって、レギュレーションが変更される2022年はさらに大きくステップアップし、名門チームに返り咲くチャンスだと言えよう。

 ドライバーはチーム在籍3年目を迎えるニコラス・ラティフィに加え、アレクサンダー・アルボンを起用する。トップチームの一角であるレッドブルでレースをした経験があるアルボンの加入は、チームにとっても大きなメリットとなるはずだ。

 発表されたニューマシンのカラーリングは、昨年よりもシンプルな配色に。鮮やかな青をベースに、水色と赤が差し色に入った、新鮮な印象のカラーとなっている。

 チームは今回の発表についてカラーリングの発表だとしており、発表されたFW44はほぼショーカーそのもの。現段階では独自のデザインは見られない。テストまでできるだけ手の内を隠すことをウイリアムズは選んだようだ。

 これで、まだ新車を発表していないのはフェラーリ、メルセデス、アルピーヌ、アルファロメオの4チーム。ただ、アルファロメオはフィオラノでシェイクダウンを実施し、走行する新車『C42』が激写されている。

 
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