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日本を離れてもなお、日本を愛するフェネストラズ。国内レースは日々チェック……東京E-Prixに向け「オウエンオネガイシマス!」

フォーミュラE東京E-Prixで、久々に日本のファンの前でレースをすることになるサッシャ・フェネストラズ。彼は今も日本のレースをチェックしているという。

Sacha Fenestraz, Nissan

 日本での初めての本格公道レースとなるフォーミュラE東京E-Prixがいよいよ開幕する。参戦ドライバーの中にはかつて日本で活躍したドライバーも多くいるが、その中でもつい最近まで日本を主戦場としていたドライバーが、日産のサッシャ・フェネストラズだ。

 フェネストラズは2019年に来日すると、2022年までスーパーフォーミュラとスーパーGTで活躍。両カテゴリーで勝利を収め、特にスーパーフォーミュラでは2022年にシリーズ2位を獲得した。その後は日産のフォーミュラEドライバーとなり、現在はその活動に専念している。

 来日後はかつて所属したトムスの舘信秀会長ら、多くの知人友人と旧交を温め、寿司にも舌鼓を打つなど、久しぶりの日本を満喫している様子のフェネストラズ。PRイベントや記者会見も立て続けにセッティングされており、多忙を極めている。

 そんなフェネストラズは、日本を離れてからも国内レースを毎日のようにチェックしているという。フェネストラズがヨーロッパに戻ってからの1年半にも多くの変化があった国内レース界だが、フェネストラズの目にはどう映っているのだろうか?

「(日本のレースは)毎日のように見てるよ!」

「確かに日本のモータースポーツも色々なことが変わったね。トヨタだって、宮田(莉朋)と平川(亮)が日本を離れてヨーロッパに行った」

「大きな変化ではあるけど、これは同時に国内外のドライバーが日本でレースをするチャンスでもある。色々変わっていて自分にとっては慣れない感じがするけど、レース界にとっては良いことだよね」

「日本のレース界がやろうとしているのはそういうところだよね。多くの若手ドライバーがスーパーGTやスーパーフォーミュラに増えている。スーパーフォーミュラなんかはその点で特に良い感じだし、スーパーGTの日産チームも徐々に若返りしていて、僕もそういう流れは良いと思っている」

 日本でレースをしていた頃から、日本での長期的なキャリアを見据えて日本語をコツコツ勉強していたフェネストラズ。最近はめっきり使う頻度も減ったはずだが、3月28日に行なわれた日産の会見の後に報道陣や関係者とコミュニケーションをとる際も、「ヒサシブリ!」「コレ何?」「スゴイ!」と日本語も交えて無邪気に話していた。これもナイスガイで知られるフェネストラズのサービス精神ゆえか。

 そのフェネストラズに、日本語でファンに向けたメッセージもお願いしてみた。「ニホンゴ!? ちょっとムズカシイネ」と苦笑したフェネストラズだが、「皆さん、ドヨウビレース見て、応援オネガイシマス。カーナンバー22、23、応援シテ、オネガイシマス」と即興にもかかわらずしっかりとリクエストに応えてくれた。

 今季はオリバー・ローランドが3位表彰台を獲得するなど、上り調子の日産。個人的にも日本と馴染みの深いフェネストラズは、日本のファンの前でどんな走りを見せてくれるだろうか。

 

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