フォーミュラE

シトロエン・レーシング、活動再開! 新たな挑戦はフォーミュラE、早ければ来季から参戦へ

シトロエン・レーシングが活動を再開し、早ければ2025-2026シーズンからフォーミュラEに参戦するようだ。

Basile Davoine

公開日時: 2025/09/12 8:45

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citroen (1)

写真:: Citroen Racing

 2019年末のWRC撤退以来、ファクトリー体制でのレーシングプログラムを休止していたシトロエン・レーシングが、国際舞台に復帰する。これは単なる復帰ではなく、同ブランドにとって初となるフォーミュラE参戦を目指すものとなる。

 シトロエンは2025-2026年(シーズン12)に参戦し、「電気駆動・革新的・情熱的」と称する「我々の価値観と未来のモビリティビジョンを体現する冒険」という新たな挑戦に乗り出す。

「シトロエンは、その歴史と伝説を形作ってきたモータースポーツに、最も先見的な形で復帰する。100%電気駆動の競技であり、責任ある姿勢と確固たるコミットメントを伴い、主要都市の中心部で人気を博すレース、若く熱心でネット接続された観客層、そして未来のモビリティに向けた国際的な技術ショーケースを特徴とするカテゴリーだ」

 シトロエンはそう声明で述べ、詳細は10月20日に発表するとしている。

 

 現時点では、シトロエンのフォーミュラE参戦がどのような形を取るかははっきり分かっていないが、3つの可能性が検討されている。

 マクラーレンの撤退によりフォーミュラEのグリッド枠は空くことになるが、シトロエンがマクラーレンのチームやエントリーを引き継ぐのは、3つのうち最も現実性の低いシナリオだと思われる。

 シトロエンの親会社であるステランティスは既に、DSとマセラティの2ブランドがフォーミュラEに参戦し、ステランティスが開発したパワートレインを使用しているため、いずれかをシトロエンに置き換える選択をする可能性もある。これが残りふたつのシナリオだ。

 そしてどちらかといえば、マセラティの名称がシトロエンに置き換えられる方が可能性が高いと見られている。そのため、シトロエンとDSが同じ選手権で直接対決する可能性も否定できない。DSは当初、シトロエンの高級ブランドであったのだ。

 また、まだ発表されていないものの、シトロエンも2人の有力ドライバーからなるラインアップを編成すると予想されている。

 ひとり目の候補は、ジャガーを離れることが決まったニック・キャシディだ。タイトル獲得はまだないものの、過去3シーズンで2回のランキング2位、同3位を1回獲得している。彼は2026年から同じくステランティス・グループ傘下のプジョーでWECを戦う予定となっており、フォーミュラEでも同じステランティス傘下のチームに加わるのではないかと見られている。

 ジャン-リック・ベルニュも候補のひとりであり、彼は現在DSペンスキーの所属。フォーミュラE史上唯一2度のタイトル獲得経験を持っており、シトロエンの参入時には頼れるベテランとなるだろう。

 10月20日の発表で、マシンのデザインが発表されるのか、それともドライバーを含めたチームの体制が発表となるのか……注目だ。

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