フォーミュラEディルイーヤePrix:ポルシェ勢強し! ウェーレインがクリーンな一戦を制す。開幕戦勝者デニスが2位
フォーミュラEシーズン9第2戦ディルイーヤePrixの決勝レースがサウジアラビアにて行なわれ、パスカル・ウェーレイン(ポルシェ)が制した。
写真:: Alastair Staley / Motorsport Images
サウジアラビアのディルイーヤを舞台に開催されたフォーミュラEシーズン9の第2戦ディルイーヤ。決勝レースではパスカル・ウェーレイン(ポルシェ)が優勝した。
予選では、シーズン8まで日産に所属していたセバスチャン・ブエミ(エンビジョン・レーシング)がポール・ポジションを獲得。フロントロウには開幕戦メキシコシティePrixに続いて今回も速さを見せたルーキー、ジェイク・ヒューズ(マクラーレン)が並び、3番手にサム・バード(ジャガー)がつけた。
シーズン9から周回数制となり39周で争われた決勝レースは、オープニングラップの接触により一度セーフティーカーが導入されたものの、比較的クリーンなレースとなった。
レース序盤は、トップのブエミに対して2番手浮上のバードが追いかけ回すという展開が続いたが、7周目にストレートエンドのターン18でバードがオーバーテイクを完了。首位に立ってもバードのペースは良く、2番手とのタイム差を1秒程度に保っていた。
レース後半に入ると、後方から大きく順位を上げていたウェーレインがブエミのアタックモード起動の隙を付き、2番手に浮上。ウェーレインの勢い止まらず、30周目にはバードとのターン18でのブレーキ合戦を制し、首位の座を奪取した。
ウェーレインはレース終盤、ジェイク・デニス(アンドレッティ)に迫られたものの、首位を死守。そのままトップチェッカーを受け、ウェーレインがキャリア50戦という記念すべきレースでキャリア2勝目を挙げた。
開幕戦ではデニスが優勝しウェーレインが2位となっており、シーズン9開幕2戦でポルシェパワートレイン勢が強さを見せている。
3位にバード、ポールスタートのブエミは4位。日本に縁のあるニック・キャシディ(エンビジョン・レーシング)がレネ・ラスト(マクラーレン)を挟んで6位となった。
フロントロウスタートのヒューズは、アタックモード起動時に大きく順位を落としたことが響き8位。日産勢は予選から苦しみ、ノーマン・ナトーが12位、サッシャ・フェネストラズはレース途中にフロントウイングを破損させたこともあり17位フィニッシュとなった。
ディルイーヤePrixはダブルヘッダーでの開催。レース2は日本時間1月29日午前2時に決勝スタートを迎える。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments