「本物のドライバーが乗ったマリオカート」メルセデスF1代表のFE評
メルセデスF1のチーム代表であるトト・ウルフは、フォーミュラEはマリオカートを本物のドライバーが乗っているようだと話した。
フォーミュラEのシーズン6が11月末に開幕。今季から新たにメルセデスがワークス体制(ストフェル・バンドーン、ニック・デ・フリーズ)で参戦を開始し、開幕戦ディルイーヤePrixレース1でバンドーンがいきなり3位表彰台を獲得。さらにレース2では他車のペナルティもあり再び3位。幸先の良いスタートとなった。
このレースには、メルセデスF1のチーム代表であり、同社のモータースポーツ部門のトップでもあるトト・ウルフが帯同しており、その戦いぶりを見守っていた。
メルセデスは2017年を最後にDTM(ドイツツーリングカー選手権)から撤退。これはF1とFEに集中するためだ。それ以降、ウルフは何度かFEの会場を訪れている。
そしてディルイーヤePrixについて、彼は「期待以上の結果」だと語った。
「本当に楽しい経験だったと言える」と、ウルフはフォーミュラEについて語った。
「私はサウジアラビアには行ったことがなかったんだが、メルセデスのフォーミュラEを始める旅はとても特別なものだったよ」
「観衆は驚くほどのもので、この国がどれ程開かれているかを目にできた……それは私が予想していなかったモノだ」
「そして、レースはF1とはとても異なるモノだった。明確にそうと言える。私としては“本物のドライバーの乗ったマリオカート”のようなものだった。だが、チャンスを与えることは絶対に良いことだ」
「ニックは既にチームのパフォーマンスに対して非常に貢献している。彼は非常に成熟していて、レーシングドライバーとしてバンドーンと共にチームに参加することを目にするのは、とても素晴らしいことだった」
「我々は現実的な目標や野心を定めていた。だが既に期待以上の成果を挙げており、両ドライバーがこの結果に貢献しているんだ」
そして、メルセデス・フォーミュラEのチーム代表であるイアン・ジェームスは、デビューレースで表彰台を獲得することなどは予想していなかったと語った。
「本当に正直に言って、何を期待すべきか全く分からなかったんだ」と、ジェームスはmotorsport.comに対して語った。
「シーズンが始まる数日前は、我々にとって厳しいものだった。なぜなら知らないということは、大変なことだからだ」
「だが今では、我々は少なくとも強く、競争力のあるパッケージを手にしていると分かっている」
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