東京オートサロン2021、幕張メッセ会場での開催を中止。オンラインでのバーチャル開催は予定通り
2021年1月15~17日に幕張メッセで開催が予定されていた「東京オートサロン2021」は、新型コロナウィルスの感染急拡大を受け、同会場での開催中止を決めた。
写真:: 吉田知弘
世界最大級のカスタムカーと関連製品の展示会『TOKYO AUTO SALON 2021』は、2021年の1月15日(金)から1月17日(日)にかけて、千葉の幕張メッセで開催される予定だったが、同会場での開催が中止されることが決まった。
今回で39回目の開催となる東京オートサロンは、国内主要自動車メーカーやカスタムショップ等が一堂に会し、チューニング・ドレスアップ車両らが会場を埋め尽くす華やかなイベントとして知られる。近年では自動車メーカーによる新型車の発表や、モータースポーツの体制発表の場としても注目を集めている。
2021年は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、現地開催に加えてオンラインでの映像プログラム配信(オートサロンTV)とバーチャル展示会場(バーチャルオートサロン)が併用され、業界初の“ハイブリッドイベント”として開催される予定だった。
しかし、12月に入ってから急激に新型コロナウイルスが拡大している状況を受け、幕張メッセでの開催断念が決まった。
東京オートサロン事務局は、事務局長のコメントとして以下のようにリリースを発表した。
「東京オートサロン事務局は、関係者および来場者の安心安全を第一優先とし、これまで入場制限や検温・ 消毒なども含め、出来うる限りの感染症対策を準備し、今回で39回目となるイベント開催を実現させるべく努力してまいりました。しかし、12月に入ってからの急激な感染拡大の状況を受け、政府は『Go To事業』を一時停止、東京都や千葉県などからは年末年始の行動自粛が要請され、さらには日本医師会をはじめとする医療関係団体による『医療緊急事態宣言』が発出されました」
「国民全体に厳しい感染防止策が求められる状況となったことを重く受け止め、事務局内並びに関係各所とも議論を重ねてまいりましたが、幕張メッセでのリアル会場開催を中止し、お客様には我々の新たな取り組みでもある『バーチャルオートサロン』にてお楽しみいただくことを決定いたしました。皆さまを幕張の会場でお迎えできないことは大変残念ではありますが、バーチャル会場での各社の展示を体験いただければ幸いです」
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