BMW、IMSAの参戦プログラムを縮小。耐久ラウンドの4レースのみに参戦へ
BMWはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の参戦プログラムを縮小し、耐久ラウンドの4レースのみに参戦することを発表した。

ここ数ヵ月、BMWがIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のプログラムを縮小するのではないかと噂されてきた。そしてその噂通り、BMWは2台のM8 GTEを耐久ラウンドの4レースのみに参戦させることを発表した。つまりレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)が運営するチームは、デイトナ24時間レース、セブリング12時間レース、ワトキンスグレン6時間レース、プチ・ル・マンにのみ参戦することになった。
IMSAのGTLMクラスは、昨年ポルシェが撤退を決定。ウェザーテック・レーシングがGTデイトナクラスからステップアップしポルシェ911RSR-19をGTLMクラスで走らせるが、BMWのプログラム縮小によりフル参戦するワークスチームはコルベットだけになってしまった。
RLLRの24号車はジョン・エドワーズ、ジェシー・クローン、アウグスト・ファーファスを起用。デイトナ24時間ではマルコ・ウィットマンも加わり、昨年に引き続きデイトナでのクラス優勝を狙う。
僚友の25号車は、ジョン・エドワーズやコナー・デ・フィリッピ、フィリップ・エンゲがチームに残る。また、BMWで過去8シーズンに渡ってDTMに参戦してきた元F1ドライバー、ティモ・グロックがデイトナではラインアップに加わる。
「デイトナで何が待っているのか、本当にワクワクしているよ」
そうグロックは語った。
「レースウイークエンド前のテストドライブで、あらゆることに慣れるつもりだ。特に楽しみにしているのは、2015年のスパ・フランコルシャンでアレックス・ザナルディやブルーノ・スペングラーと一緒に戦ったときに経験した、24時間レースという特別な経験だ」
デイトナ24時間レースの事前テストである”ロア”は、1月23日(土)に行なわれる。そしてその翌週、1月30~31日に第59回デイトナ24時間レースが開催される。
デイトナのGTLMクラスには、合計6台のGTEマシンが出場。フル参戦する3台とBMWの2台に加え、リシ・コンペティツィオーネがフェラーリ488GTEを走らせることになっている。
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