YART YAMAHAのマービン・フリッツ爆速ポールポジション! ドゥカティKAGAYAMA&ホンダがトップ3に並ぶ|鈴鹿8耐トップ10トライアル
第45回鈴鹿8時間耐久ロードレースのトップ10トライアルが7月20日に行なわれた。最速タイムを記録してポールポジションを獲得したのは、1号車YART YAMAHAだった。
#1 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team
写真:: Kusudo Aki
7月20日、第45回鈴鹿8時間耐久ロードレースのトップ10トライアルが行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、1号車YART YAMAHAだった。
予選の上位10チームがポールポジションを争う、鈴鹿8耐のトップ10トライアル。20日のセッション時間帯には悪天候に襲われる可能性があったものの天気は保たれ、無事にトップ10トライアルが実施された。
トップ10トライアルでは上位10チームのライダー2名が走行。それぞれが1人でコースを専有し、トラフィックなどの影響を受けずに1発勝負の全力アタックが繰り広げられる。なおトップ10トライアルは予選10番手から6番手までの5チームが先にアタックを実施。その後上位5チームの2名がアタックを行なう形となる。
1日目に行なわれた予選をトップ通過したのは、EWC(世界耐久選手権)レギュラー参戦の1号車YART YAMAHA。2番手に2号車DUCATI Team KAGAYAMA、そして3番手がホンダファクトリーチームの30号車Team HRC with Japan Postだった。
71号車Honda Dream RT SAKURAI HONDAの伊藤和輝からトップ10トライアルが始まり、彼は2分7秒453をマーク。ここからどこまでタイムが上がっていくか、観客の注目が集まった。
予選10番手から6番手までのチームによる2度目のアタックが行なわれると、37号車BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMのマルクス・レイテルベルガーが渾身の走りで2分5秒971を記録。チームメイトで1度目のアタック担当のシルヴァン・ギュントーリも驚きをあらわにするタイムで、この段階での暫定トップにつけた。
後半5チームのアタックで、37号車BMWを最初に超えてきたのは30号車HRCだ。高橋巧がセクター1での遅れを、残る3つのセクターで一気に挽回し、2分5秒621で暫定トップに立った。
しかしそれ以上に速かったのが、1号車YART YAMAHAだった。ファーストアタックを担当したマービン・フリッツが2分5秒130と、高橋のタイムをぶっちぎる速さを見せ、暫定トップの座を奪った。
そしてYART YAMAHAを上回ってくるかどうか、大注目されたのが30号車HRCの現役MotoGPライダー、ヨハン・ザルコだ。ザルコは鈴鹿サーキットの経験が乏しいものの、高橋を上回る2分5秒531を記録。ポールポジションにこそ届かなかったが、セクター3での区間最速タイムをマークするなど、見せ場を作った。
ポールポジション獲得の可能性が残っている2号車KAGAYAMAは、水野涼にマシンを託した。水野はセクター1ではYART YAMAHAに肉薄するタイムを記録……しかし最後は0.1秒届かない2分5秒248に留まった。
これで1号車YART YAMAHAのポールポジションが確定した。そして最後にYART YAMAHAはカレル・ハニカがダメ押しとばかりにタイムをさらに縮めにかかったが、NIPPOコーナーでまさかの転倒を喫してしまった。マシンは回転してフェンスに衝突して破損しており、ポールポジションこそ獲得したものの決勝に向けてベストとは言えない状況を招いてしまった。
■トップ10トライアル暫定リザルト
1.#1 YART YAMAHA 2分5秒130
2.#2 DUCATI Team KAGAYAMA 2分5秒248
3.#30 Team HRC with Japan Post 2分5秒531
4.#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM 2分5秒971
5.#12 Yoshimura SERT Motul 2分6秒097
6.#73 SDG Team HARC-PRO. Honda 2分6秒286
7.#76 AutoRace Ube Racing Team 2分6秒562
8.#5 F.C.C. TSR Honda France 2分6秒836
9.#17 Astemo Honda Dream SI Racing 2分7秒165
10.#71 Honda Dream RT SAKURAI HONDA 2分7秒453
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