8耐ポール獲得のYART YAMAHA、ハニカのいらぬ転倒は”張り切りすぎ”が原因? 「2分4秒台の気持ちでイッパイだった」
第45回鈴鹿8時間耐久ロードレースでポールポジションを獲得したのは、1号車YART YAMAHAだった。最後にバイクを走らせたカレル・ハニカは転倒してしまったが、これはバイクの力を出し切ろうと頑張りすぎた部分があるようだ。
カレル・ハニカ #1 YART YAMAHA
写真:: Motorsport.com / Japan
7月19日に開幕した第45回鈴鹿8時間耐久ロードレースでポールポジションを獲得したのは1号車YART YAMAHAだった。トップ10トライアルではカレル・ハニカが転倒する場面もあったが、彼は”張り切りすぎ”ていたと語った。
計時予選の上位10チームによって争われるトップ10トライアル。悪天候に悩まされることなく、昨年に続き、今年も無事に行なうことができた。
ポールポジション争いは予選で特に速さを見せた1号車YART YAMAHA、2号車DUCATI Team KAGAYAMA、ホンダファクトリーチームの30号車Team HRC with Japan Postの走りが注目を集めた。
トップ10トライアルが始まると、YART YAMAHAのアタック1人目であるマービン・フリッツが2分5秒130をマーク。それまでの暫定トップだった高橋巧(30号車HRC)のタイムを大幅更新する速さを見せた。
DUCATI Team KAGAYAMAの水野涼もその後渾身のアタックを走りきったものの、わずかに届かず。YART YAMAHAは最後のカレル・ハニカのアタックを前に、ポールポジションを確定させた。
そして最後のアタックへハニカが入ると、セクター1でこそチームメイトのタイムを超える速さを見せた。しかし、ハニカはターン7で転倒し、マシンはフェンスに激突……せっかくのポールポジション獲得が、マシン破損という苦い形で終わってしまった。
トップ10トライアル後の会見で、ハニカはこの時の転倒は、今のマシンでなら『”2分4秒台”に入れることができる』と考えていたため、それを出そうという気持ちでいっぱいだったことが災いしたと語った。
「僕たちのバイクで、本当に2分4秒台を目指せると分かっていたんだ」
ハニカはそう語る。
「そして、僕はそのMAXを試して、(2分4秒台を)出そうという気持ちでイッパイだった」
「ヤマハは完璧なバイクを用意してくれたから、予選では4秒台が可能だと思っていた。全力を出して、セクター1は最速を出すことができたんだけど、これを(1周)続けないと4秒台は出せないなと分かった」
「そして、ターン7(NIPPOコーナー)に向けてスピードを乗せすぎてしまって、コントロールを失って、フロントから転倒してしまった」
「今回のことは申し訳ないし、残念だ。でもマービンがスムーズな素晴らしいラップを刻んでくれていたおかげで、僕らは5ポイントを獲得してチャンピオンシップをリードしている。それが一番大事なことだし、嬉しいよ」
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