ホンダHRC、トップ10トライアル初挑戦のザルコが3番手タイム刻む。ライバル先行も高橋巧「明日が楽しみ」と自信|鈴鹿8耐
鈴鹿8耐トップ10トライアルでホンダファクトリーチーム(30号車Team HRC with Japan Post)は3番手タイムとなった。3年連続ポールポジションこそならなかったが、レースに向けては自信を見せている。
#30 Team HRC with Japan Post
写真:: Kusudo Aki
第45回鈴鹿8時間耐久ロードレースのトップ10トライアルが行なわれた。30号車Team HRC with Japan Post(高橋巧/名越哲平/ヨハン・ザルコ)はここで3番手となったが、決勝レースに向けては自信を持っている様子だ。
鈴鹿8耐3連覇を目指す30号車HRCは、順当にポールポジションを争うトップ10トライアルへと進出。1号車YART YAMAHAや2号車DUCATI Team KAGAYAMAとのバトルになると予想された。
迎えたトップ10トライアルでは、高橋とザルコのふたりがアタックを担当。高橋は2分5秒621をマークし、一時は暫定トップに立った。しかし1号車YART YAMAHAはマービン・フリッツが2分5秒130とそれをさらに上回り、30号車HRCはザルコのアタックに逆転を託すことになった。
ザルコは鈴鹿の経験が乏しいにもかかわらず、高橋を超える2分5秒531をマーク。しかし1号車YART YAMAHAは超えられず、2号車KAGAYAMAの水野涼にも上回られたため、30号車HRCは3番グリッドとなった。
トップ10トライアルを振り返った高橋は、会見で次のように語った。
「僕は正直、あまりトップ10トライアルが好きじゃないんですよ。1周でタイムアタックするのが苦手なので。その中でも、ザルコ選手に思い切り行ってもらう基準タイムは作れたと思います」
「だから僕としては満足しています。明日に向けて3人共いい調子で上がってきているし、マシンの仕上がりも順調なので、明日が楽しみです」
「強いチームメイトにも恵まれ、ホンダファクトリーから今年も参戦できて嬉しいです。今年はホンダの30勝目が懸かっているからこそ、プレッシャーもありますが、多くの企業さんやお世話になっている日本郵便の皆さんも来てくれているので、優勝だけを目指して頑張りたいと思います」
そしてザルコは初のトップ10トライアルについて、”特別”な経験だったと語った。
Johann Zarco, #30 Team HRC with Japan Post
写真: Kusudo Aki
「(トップ10トライアルは)すごく特別なモノだと感じたし、気に入ったよ」
「1周のアタックで、スーツを脱いだあと疲れも何も無いというのは新鮮だ。MotoGPだと2回予選があってその前にも走行があるから、クタクタになるからね」
「僕の走りは、昨日に比べてもどんどん良くなっていると思う。今日もさらに上手くなったと感じている。ただ4秒台を目指すには、今のホンダにはまだそこまで行けないと感じていた。ベストを尽くしたし、ベストを出したと感じているよ」
そしてザルコは決勝に向けては初の8耐となる中、セーフティカーやクラッシュなどに対応していくことの重要さを示しつつ、ホンダには勝てる力があると語った。
「皆が勝ちたい気持ちでイッパイだと思うけど、僕ら3人は安定した走りで走ることができれば、良い結果が出せると思う」
「ただ明日は初めての8耐になる。セーフティカーやクラッシュがあるだろうから、それらを経験して乗り越えて最後までベストを尽くして頑張っていけるかが重要だ」
「今回、僕はこのレースのために参戦することになったから、勝てたら素晴らしいだろう。当然、それを目的に頑張るよ」
なおトップ10トライアルを「走りたかった」と明かしている名越は、その分だけレースに全力投球という様子だった。
「チームとして明日に向けて長い事準備してきましたし、勝つために今日僕が我慢したと思っているので、明日はチームの力になれるように全力で頑張りたいと思います」
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