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稀代のMotoGPライダー、マルク・マルケスの苦悩を追ったドキュメンタリーが公開。日本でも視聴可能

MotoGPライダーであるマルク・マルケスの怪我からの復活を描いた新しいドキュメンタリー『Marc Marquez All In』がアマゾンプライムビデオで公開された。

Marc Marquez, Repsol Honda Team

 MotoGPの最高峰クラスで6度チャンピオンの実績を持つマルク・マルケスの、怪我からの復活を描いたドキュメンタリー番組『Marc Marquez All In』(マルク・マルケス オールイン)がアマゾンプライムビデオで公開された。

 2020年のスペインGPで転倒し、右腕を骨折したマルケス。このドキュメンタリーでは、そのクラッシュによる負傷の影響を受けながらMotoGPを戦った彼が、4度目の手術から復活し、2022年オーストラリアGPで100回目の表彰台を獲得するまでの軌跡を追っている。

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 製作発表時には「手術を受けても腕が回復しないリスク、バイクに乗れなくなる苦しみ、家族や友人のサポート……そして何よりも逆境を克服する力、再びライダーとして表彰台にあがる興奮など、マルクの最もパーソナルな面を正面から、そして今までにはないアクセスで描いている」と、予告されていた。

 満を持して配信がスタートした本作だが、日本国内でも配信が実施されている。2月20日午前現在では第3話までが公開中だ。なお音声は英語、スペイン語、イタリア語、フランス語に対応。日本語は字幕での対応となっている。

 エピソードは1話約30分の全5話で構成。第1話の冒頭では『僕は引退を考えている』と、衝撃的な発言が飛び出しており、如何にマルケスにとっても右腕の怪我の影響が大きなものだったかを物語っている。

 近年のMotoGPにおいて間違いなく主役となってきたマルケスの存在は、彼のファンはもちろん、そして他ライダーのファンであっても無視できるものではない。そんなマルケスが苦難から再起していく道のりを追ったこのドキュメンタリーは、MotoGPファン必見と言えるだろう。

 前述のようにマルケスは2022年5月末に、4回目の手術を受けた。その結果、昨シーズンも大半を棒に振る結果となったが、現在右腕のコンディションは回復しており、医師からは「医学的には骨折前と変わらない状態」だという話も出ているなど、完全復活に近づいているように思える。

 ただ、2023年シーズンはマルケスにとってはまた厳しいシーズンになるかもしれない。ここ数年ホンダ自体が厳しい状況にあり、先日行なわれたセパンテストでも、マルケスはマシンがチャンピオン争いに値するものではないという評価を下していた。

 MotoGPは今後3月中旬にポルティマオテストを行ない、その後同地で開幕戦ポルトガルGPが開かれる予定だ。

 
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■『Marc Marquez All In』エピソードリスト

第1話 希望
 人々が夢見る以上の勝利をその手に収めてきたマルク・マルケス。しかし2022年2月、彼のすばらしいキャリアは、回復の困難な負傷によって中断されることになる。この選手人生最大の苦難に立ち向かうため、そしてもう一度自分らしさを取り戻すために、マルクは大きな変化を必要としていた。そして彼は、生まれ育った町セルベラからマドリードへの引っ越しを決意する。

第2話 才能
 マルクのライディングスタイルは何百万人ものファンを魅了してきたが、他のライダーたちとの確執も生んできた。マルクの才能と熱意を間近で見てきた人がいるとしたら、それは彼の弟のアレックスだ。2人の仲の良さは、昔から変わらない。マルクは腕の痛みに悩まされ続けていた。このままではいけないと感じた彼は、ついに大きな決断を下す。

第3話 チャンピオン
 マルクは決断した。頂点に返り咲くために、再手術は避けて通れないのだ。マルクは手術を機に原点に立ち返る。そして若くしてMotoGPの世界に入った頃、憧れていたバレンティーノ・ロッシとの対戦を思い出す。マルクの憧れだったロッシは長い時間を経て、最大のライバルとなっていた。

第4話 情熱
 手術は成功した。麻酔で意識がもうろうとする中、手術直後で手が動かないことに気づいたマルクは、偉大な競技者としての精神を表すひと言を口にした。「ブレーキが握れない」と。再び勝利を手にする、その一心で、マルクは回復に専念する。順調に復帰に向かうマルクはチームがいるオーストラリアを訪れ、かつてのライバルでありチームメイトのダニ・ペトロサと再会する。

第5話 復活
 マルクは、いい予感と共に復帰戦に臨むが、不運にも第1コーナーで接触し、リタイアすることに。それでも徐々に調子を上げつつ、シーズン終盤のレースでは表彰台に挑む。そしてマルクの人生で最も難しい決断が続いた1年を振り返る。

【外部リンク】『マルク・マルケス オール・イン』(アマゾンプライムビデオ)

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