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SF 第5・6戦 鈴鹿 フリー走行|ランキング首位の平川亮がトップ。野尻、山本が続く

2020スーパーフォーミュラ第5戦、第6戦鈴鹿のフリー走行が行なわれ、ランキング首位の平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトップタイムを記録した。

平川亮 Ryo Hirakawa(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

写真:: Masahide Kamio

 鈴鹿サーキットで2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第5戦・第6戦が開幕。4日(金)のフリー走行ではランキング首位の平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がコースレコードを上回るタイムを記録し、トップでセッションを終えた。

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 午後のフリー走行も晴天となりドライコンディションの状態。また気温17度、路面温度23度と12月にしては温かいコンディションの中で1時間のセッションがスタートした。

 セッション開始と同時に各車が続々とコースインし、午前中の専有走行に引き続きマシンのチェックなどを行なっていた。特にこのフリー走行は決勝レースに近い時間帯に実施されたこともあり、決勝を見据えたロングランの確認を行なうチームも見られた。

 そんな中で、セッション前半で速さをみせたのがBuzz Racing with B-Max勢。シャルル・ミレッシが1分37秒386でトップに踊り出ると、松下信治が1分37秒441で2番手につけた。

 残り15分を切ると新品タイヤを装着してタイムアタックのシミュレーションを行なうドライバーが出始め、まずトップタイムを更新したのはサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)で、1分36秒490を記録していった。

 ただこれを大きく上回ったのがランキング首位の平川だった。残り5分のところでタイムアタックを行なうと1分35秒648を叩き出し、非公式ではあるが従来のコースレコードである1分35秒907を上回ってきた。

 これに対し、ライバルたちもタイムアタックでは1分36秒前半のタイムをマークしたが、平川を上回ることなくチェッカーフラッグが振られてセッションが終了。平川がトップで走行初日を終えた。

 2番手以降は0.1秒以内に7人がひしめく接戦となったが、その中で速さをみせたのが野尻智紀(TEAM MUGEN)で、1分35秒941で2番手を獲得。3番手には山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がつけた。

 

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