SF合同・ルーキーテスト|セッション2は福住仁嶺がトップ、カルデロンが6番手に食い込む
年末恒例のスーパーフォーミュラ合同・ルーキーテスト。1日目午後のセッション2は福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が速さをみせた。

富士スピードウェイで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ選手権合同・ルーキーテストの1日目午後のセッションが行なわれ、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマーク。2020シーズンは23年ぶりの女性ドライバー参戦ということで注目を集めたタチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCORSE)は、6番手に食い込むなど好調な走りをみせた。
14時10分から始まった午後のセッションも引き続き17台が参加。ROOKIE Racingの14号車は大嶋和也が乗り込み、Buzz Racing with B-Maxの51号車はDRAGONがテストを担当したが、それ以外については変更はなかった。
各車ともセッション序盤から周回を重ねていき、なかにはロングランのテストを行なっていた車両もいた模様。さらにセッション途中に坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)と山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)が白色のヘルメットを装着して走行。おそらくアライヘルメットの試作品などのテストかと思われる。また、福住が乗る5号車もチムニー部分に計測器のようなものを装着してテストをしているのが確認できた。
その福住はセッション序盤から速さをみせ、1分20秒699でトップに浮上。2番手に山本、3番手に大湯都史樹のTCS NAKAJIMA RACING勢がつけ、午前のセッションに続いてホンダ/M-TECエンジン勢が上位を固めた。
セッション中盤以降は大きな順位変動はなかったが、後半に入って光る走りを見せたのがルーキーイヤーを終えたカルデロン。開始から1時間20分のところで1分20秒935を叩き出し、暫定2番手に浮上した。
ここから徐々にタイムを更新する走りがみられ、残り25分というところで大湯が1分20秒648を記録しトップに浮上した。しかし、残り5分を切ったところで福住が1分20秒487をマークしトップを奪い返した。ただ、いつものように大半のマシンが新品タイヤを履いてタイムアタックをする流れにはならず、このままチェッカーフラッグ。福住が午後のセッションでトップとなった。
2番手には大湯、3番手には野尻智紀(TEAM MUGEN)がつけた、トヨタ/TRDエンジン勢では坪井の4番手が最上位だった。カルデロンは最終的に6番手となり、SFの走行セッションの中では自己ベストのリザルトとなった。
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