スーパーフォーミュラ
B-Max Racing、スーパーフォーミュラ2台体制復活の可能性は? 昨オフは時間的制約で実現ならずも「来季は早くから交渉ができれば」
B-Max Racing Teamの組田龍司総代表は、チームとしてスーパーフォーミュラで2台体制を復活させたい思いがあると明かし、2024年シーズンのオフは時間的な制約でそれを実現できなかったと語った。
戎井健一郎
公開日時: 2025/01/20 9:22
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写真:: Masahide Kamio
2025年は小出峻を擁してスーパーフォーミュラに参戦することになったB-Max Racing Team。木村偉織を起用した昨シーズンに引き続き、ホンダの育成プログラムからステップアップしてきた若手のみ1台体制での参戦となる。
2017年に小暮卓史の1台体制でスーパーフォーミュラへの参戦をスタートさせたB-Max Racingは、2019年からの2シーズンはモトパークとの提携により2台体制に拡充し、外国人ドライバーを多く起用した。2021年からは1台に戻り松下信治を起用したが、2023年はアメリカのHPD(現HRC US)のスカラシップを得たラウル・ハイマンがそこに加わり再び2台に。しかし2024年は前述の通り木村の1台のみに減るなど、その参戦台数は変動している。
今季はTGM Grand Prixがトヨタエンジンにスイッチしたことにより、ホンダエンジン搭載車の台数が減少。一時期は確保が難しいと言われていたエンジンにも、余剰が出ていると思われる。その中で、B-Maxが台数を増やす可能性はないのか?
特にこのシーズンオフにパドックを賑わせたのは、TGMがトヨタの育成チームに鞍替えすることに伴い、同チームのシートを失うことになったJujuの動向。父の野田英樹氏は昨年末、可能性は高くないものの参戦の可能性を引き続き模索していると話していたが、その頃には野田陣営が新規チームを発足させるという噂も既に浮上しており、その実働部隊がB-Maxになるのではと見る向きもあった。
motorsport.comの調べによると、確かに彼らはB-Maxとも接触していたようだ。しかし両者のコラボは実現には至らず、野田英樹監督の下でJujuがドライバーを務める新規チーム『Triple Tree Racing』の発足が先日発表。彼らはイチからチームづくりをしていくことになった。
B-Max Racingを率いる組田龍司総代表はmotorsport.comの取材に対し、昨シーズンのオフは外国人ドライバーを含めて多くのオファーがあったことを明かした。しかしながら、時間的な制約で十分な交渉や準備ができず、2台体制は実現しなかったのだという。
「やはり競技ですから、1台より2台の方が絶対的に優位性を取れるので、そういう意味では2台にしたいという思いは当然あります」
組田総代表はそう語る。
「昨年はシーズンが遅くまでやっていたことなどもあり、海外のドライバーとの交渉時間がほとんど取れませんでした。実はたくさんのオファーがあったんですけど、開幕までの時間も短いので、スタッフや機材の準備といったところで時間がなさすぎて、まとめきれませんでした」
「正直、2台体制にできるチャンスはたくさんありました。幸いにも私どものような下位のチームでも乗りたいと言ってくれるドライバーさんはいましたから。来シーズンは秋口くらいの早いタイミングからドライバーシートに関する交渉ごとが進められればと思っています」
このように、チームとしては2台体制に戻すことを望んでいると語った組田総代表。今シーズンに向けては台数増加への諸々の調整が間に合わなかったが、チームのリソース自体は「十分あります」と力強く語る。今季は22台が参戦するスーパーフォーミュラだが、来季はさらなる台数増加の可能性もありそうだ。
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