ホンダ陣営で2年目“生き残り”。小出峻、スーパーフォーミュラ継続参戦でGT500はリザーブに「このチャンスを活かさないと」
小出峻は2026年も、ホンダ陣営のドライバーとしてスーパーフォーミュラに参戦し、スーパーGTでもリザーブという形で残留する。彼はトップカテゴリーでの2年目のチャンスを得られたことは大きいとして、それを最大限活かしていきたいと語った。
写真:: JRP
2026年もスーパーフォーミュラに参戦することになった小出峻。ホンダ陣営のドライバーとして国内トップカテゴリー2年目を迎えることになった小出に、意気込みを聞いた。
小出は2024年にスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)でチャンピオンに輝くと、2025年にスーパーフォーミュラとスーパーGT・GT500クラスにステップアップ。1台体制のB-Max Racingから参戦したスーパーフォーミュラは入賞2回を記録してランキング16位、GT500ではREAL RACINGで塚越広大と組み、最高位3位でランキング11位という成績だった。
ホンダの育成プログラムからトップカテゴリーに上り詰めた小出だが、その地位にとどまり続けることも簡単ではない。特にホンダ陣営はシートの数も多いわけではなく、育成出身だからといって一定期間面倒を見てもらえることが保証されているというわけでもない。現に小出より1年先にSFライツチャンピオンとなってスーパーフォーミュラにステップアップした木村偉織は、わずか1年でホンダ陣営から離れることになってしまった。
しかし小出は、スーパーフォーミュラでは引き続きレギュラーシートを射止めることに成功した。チームは移籍し、ThreeBond Racingを新天地とする。
「2年目に繋げられることはすごく大きいですよね。2年目を続けられるかどうかが分かれ目になるケースも多いですから。とはいっても、それ以降が約束されているかというとそうではないんですけどね」
そう語る小出。2021年にホンダの育成チームからフォーミュラカテゴリーに参戦するようになって以降、FIA F4もSFライツも2年でチャンピオンを獲得してきた。
「自分の中では2年目のジンクスがあるので(笑)。それは神頼み的なことではなく、1年目のフィードバックを2年目に活かしてこれたと思っているので、今年も良い結果を求めたいです」
ただ、ThreeBondもB-Max同様に1台体制のチームであり、これまで入賞もままならない苦しいシーズンを送ってきたのも確か。カラーリングも一新され心機一転となるシーズンに向け小出は、ドライバーとしてしっかりチームを引っ張っていきたいと述べた。
「これは僕の主観ですが、低迷しているチームは『どっちに向かった方がいいんだろう』とベクトルが色々ブレてしまっているようなイメージがあります。その方向性を定めて、ThreeBond Racingという旗を掲げて前に進むのはドライバーの役割なのかなと思っています」
「マシンのフィードバックをしてセッティングの方向を定めるのもそうですし、チームの士気を上げるべくドライバーがひきつけることは必要だと思います。そういったことを大切にしてチームをビルドアップしていけたらと思います」
一方で、今季太田格之進が復帰して野村勇斗がステップアップしたホンダ陣営のGT500ロスターからはあぶれることになってしまった。しかし小出はリザーブドライバーという形で、陣営には残るという。
「僕を切らずに(リザーブに)置いてくれたというのは、ホンダさんが僕にくれたチャンスでもあると思うので、本当に感謝したいです。このチャンスをしっかり活かさないとなと思っています。環境としては悪くないと思うので、その中で自分ができることをしっかり見つけてやっていきたいです」と小出は意気込んだ。
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