王座争いは野尻&山本が一歩リードか? 最新の逆転タイトル決定条件

2020スーパーフォーミュラ第7戦富士。予選でポールポジションを獲得した野尻智紀は、逆転チャンピオンに近づいた。

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王座争いは野尻&山本が一歩リードか? 最新の逆転タイトル決定条件

 富士スピードウェイで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第7戦。公式予選を終えて、最新のポイントランキングおよびチャンピオン決定条件が明らかとなり、ポールポジションを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)が逆転王座に近づいた。

 まず、第6戦鈴鹿を終えた時点でのドライバーズポイントは以下の通りとなっている。

【2020年スーパーフォーミュラ:ドライバーズランキング(第6戦 終了時点)】

ドライバー:有効ポイント(合計ポイント)
山本尚貴:55ポイント(55)
平川亮:55ポイント(55)
野尻智紀:47ポイント(48)
ニック・キャシディ:46ポイント(49)

 午前中の公式予選を終えて、ポールポジションを獲得した野尻は予選ポイント3を獲得。山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も予選3位に入り1ポイントを追加した。一方、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)とニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)はポイントを稼ぐことができなかった。

 この後の決勝レースでチャンピオンが決まることとなるのだが、今年は有効ポイント制が導入されており、成績の悪かった2大会分の得点が不採用となる。平川と山本に関してはすでに2度のノーポイントレースがあるため、今回のレースで獲得したポイントがそのまま有効ポイントとして計上されるが、ここまで全戦でポイントを獲得している野尻とキャシディについては、仮に上位でフィニッシュしたとしても、獲得ポイントの少なかった1大会分の点数が引かれることとなる。

 現状で野尻は既に第2戦岡山での1ポイントが無効となっており、第7戦で5ポイント以上を加算した場合は開幕戦もてぎの4ポイントが無効となる。従って、野尻が仮に第7戦でポールトゥウィンを飾ったとしても、上乗せできるポイントは20(優勝ポイント)+3(予選ポイント)−4(無効ポイント)=19となる。

 キャシディも同様に現時点で第6戦鈴鹿の3ポイント(予選PPで獲得)が無効となっており、第7戦で大量得点をした場合は、2番目に成績が良くなかった第4戦オートポリスの4ポイントが無効となる見込み。野尻と同様に優勝したとしても、そこから4ポイントが引かれる。

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 これらを全て加味して逆転の条件を考えると、野尻とキャシディは優勝がほぼ必須の条件となり、野尻の場合は山本が4位以下、平川が3位以下になれば逆転タイトル獲得ということになる。

 一方、キャシディに関しては優勝し、かつ平川が5位以下、山本が6位以下になれば逆転チャンピオンということになるが、予選Q1で敗退したため最後方からのスタートと苦しい状況。いずれにしても14時25分からスタート予定の決勝レースは、最後まで目が離せないバトルとなることが間違いなさそうだが、予選結果を考慮すると野尻と山本の一騎打ちという雰囲気になり始めている。

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第7戦:富士
執筆者 吉田知弘