次戦鈴鹿では“100%”の松田次生を。スーパーGT第3戦での大クラッシュから「今はやっと筋肉も戻りつつある」
スーパーGT第3戦で大クラッシュを喫し、2ヵ月後の第4戦富士で復帰を果たした23号車MOTUL AUTECH Zの松田次生は、次戦鈴鹿に向けてコンディションは整いつつあると語っている。
23号車MOTUL AUTECH Zの松田次生が、8月26日から27日に鈴鹿サーキットで行なわれる第5戦に先立って怪我からの回復状況について語った。曰く、身体的なコンディションは全快に近い状態まで回復しつつあるという。
松田は6月の第3戦鈴鹿の際、130Rで並びかけたGT300クラスの車両と接触。彼の乗る23号車は宙を舞い、フェンスに激突した。
その衝撃によりマシンは大破。松田はモノコックに守られたものの、両脚の太ももの付け根部分の筋断裂などを負い、1ヵ月半に及ぶ入院生活を余儀なくされた。
「7月5日までは車椅子生活でリハビリしていました。5日以降は松葉杖で生活していました」
松田は、23号車の相方ロニー・クインタレッリの応援のため、鈴鹿サーキット南コースで行なわれたカートの鈴鹿選手権に姿を現した際にそう語った。
「6月中は本当に復帰できるのかなというくらい心配していました。それでも病院でリハビリのメニューをこなして、こうやって戻ってくることができました。逆に言うと、しっかりめげずにリハビリやって良かったですね」
6月に44歳となった松田。これまでの長い現役生活の中でこれほど、クルマから離れていたことはなかったという。
「オフシーズンでもテストはありますし、カートに乗ったりドリフトしたり、プライベートのクルマで走ったりしていました。ただ、1ヵ月半は病室のベットとリハビリ施設の往復だったので、全くそういうのはできませんでした」
「今はやっと筋肉も戻りつつありますが、体力も筋肉も落ちましたね。ハードなトレーニングもしましたし、我慢もしました。本当に大変でしたね」
スーパーGTの2023年シーズンは、第3戦から第4戦までは2ヵ月ほどのブレイクを挟むカレンダーとなっており、松田はレースを欠場することなく第4戦の舞台、富士スピードウェイに姿を現した。
開幕戦岡山を制した23号車は50kgのサクセスウェイトを積んでいることもあり、決勝では予選順位と変わらない13位だったものの、松田とクインタレッリは450kmの長丁場を走りきった。
「この前の富士で60周の第1スティントを走っても体力的には問題ありませんでしたし、タイム的にも悪くありませんでした」と松田は言う。
「鈴鹿に向けてトレーニングを重ねて、暑さ対策もしていきたいと思います」
「(富士では)70%くらいまでコンディションは戻ってきているので、次の鈴鹿には100%の状態で臨みたいと思っています。それに向けて今は頑張っている最中です」
シーズン後半の4戦を残す段階で、23号車はランキング4番手。前戦富士を制してランキング首位に躍り出た僚機3号車Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)との差は、24ポイントだ。
松田は後半戦に向けて、次戦鈴鹿で勢いに乗り、シーズン終盤までタイトル争いにとどまりたいと語っている。
「鈴鹿で頑張って表彰台に乗って、そこからしっかりとポイントを稼いでいきたいです。(第7戦)オートポリスと最終戦のもてぎが勝負どころだと思いますので、しっかりと望みをつなぐ形でやっていきたいです」
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