ポルシェやアウディとは違う……ロッテラー、WEC新米ジェネシス陣営への加入は“絶好のチャンス”。計画の先に見据える未来
アンドレ・ロッテラーは、2026年からWECに参戦する韓国のジェネシスへの移籍を「絶好のチャンス」と捉えている。
#6 Porsche Penske Motorsport Porsche 963: Andre Lotterer
写真:: JEP / Motorsport Images
ル・マン24時間レースで3度の総合優勝を経験しているアンドレ・ロッテラーはポルシェを離れ、世界耐久選手権(WEC)で2026年デビュー予定の韓国ヒョンデ傘下ジェネシスのLMDh車両GMR-001開発に携わり、ドライバーも務めることとなった。
ポルシェでの8シーズンを終え、これまでとは異なる新天地での挑戦となるが、ロッテラーは「絶好のチャンス」と捉えている。そして、この移籍によって自身のドライバーキャリアの先にまで続くモノを築き上げることができるとも考えている。
「キャリアのこの段階では、絶好のチャンスだ」
43歳のロッテラーはmotorsport.comにそう語った。
「ミッションは、僕の代の後も続く素晴らしいチームを作ることだ。最大の貢献を行なえたと分かった上で、僕がドライビングをやめた後も、その成果を見たい」
ロッテラーはアウディに所属していた2011年、2012年、2014年のル・マンで総合優勝。2012年にはWECの旧LMP1クラスでタイトルを獲得した。直近8シーズンはポルシェに所属し、2024年はハイパーカークラスでチャンピオンに輝いた。
ロッテラーが移籍するジェネシスは、ORECAと協力してヒョンデ・モータースポーツがLMDh車両を共同開発。IDECスポーツ・レースチームと提携を結ぶこととなったが、耐久レースで名を馳せてきたアウディやポルシェとは大きく異なる。
「アウディであれ、ポルシェであれ、僕は常に定評のあるチームでレースをしてきた」とロッテラーは言う。
「自分のキャリアを振り返ってみると、今回はこれまでとは違う。でもそれが僕のモチベーションを高めてくれる。充実したモノになることを願っている」
Genesis Magma Racing unveil
キャリア終盤に差し掛かったロッテラーだが、ル・マン4勝目を狙うことができると信じている。
「それができないと思ったら、この挑戦はしていないだろうね」とロッテラーは言う。
「理想的なシナリオだけど、簡単なことじゃないことはみんな分かっている」
「しかしLMDhのプラットフォームは、LMP1よりも早くそこに到達することが可能になると思う。ポルシェを見てみると、彼らは2011年に決断を下し、2014年に参戦するまでに途方もない量の作業とリソースを費やした」
ロッテラーは契約終了に伴いポルシェのWECハイパーカーチーム残留が見送られたが、ポルシェとの契約を延長する交渉を行なっていたことを認めた。
「僕らはいい関係にあったし、僕は残留することもできた」
「ポルシェのファンとして、一緒に歳を取っていけると思っていたけど、彼らができる提案について一緒に話し合った時、ジェネシスのプロジェクトと違って、僕を刺激するモノではなかったんだ」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。