ニコ・ロズベルグ、自チームを立ち上げ『エクストリームE』に参戦!
2016年F1王者のニコ・ロズベルグは、ロズベルグ・エクストリーム・レーシングを結成し、電動SUVのレーシングシリーズ『エクストリームE』に参戦すると発表した。
2016年F1王者のニコ・ロズベルグは、550馬力の電動SUVを使ってオフロードレースを行なうエクストリームEに、ロズベルグ・エクストリーム・レーシングとして参戦することを発表した。
エクストリームEには、メルセデスでロズベルグと激しくタイトルを争ったルイス・ハミルトンのチームもすでに参加を発表している他、チップ・ガナッシ・レーシング、アンドレッティ/ユナイテッド・オートスポーツ、アプト・スポーツライン、テチータ、HWAもエントリーしている。
FIAが主催するこのシリーズは、セネガル、サウジアラビア、ネパール、グリーンランド、ブラジルの5つのラウンドを開催する予定で、気候変動に対する意識を高めるために開催地が選ばれている。
F1を引退して以来、ロズベルグは持続可能性を追求するスタートアップ企業に投資し、昨年は先駆的な”グリーン・テクノロジー”を紹介するグリーンテック・フェスティバルを設立している。
公開されたロズベルグ・エクストリーム・レーシングのマシンにも、このグリーンテック・フェスティバルのロゴが掲げられている。
ロズベルグはエクストリームEへの参戦について、次のように述べている。
「このシリーズは今日の地球にとって最大の脅威である気候変動との戦いにおいて、意識を高めるだけでなく、行動を促す素晴らしい機会を提供している」
「F1を引退して以来、僕は持続可能な技術にキャリアを捧げてきたので、これらの努力とレースへの情熱を組み合わせることができるのは、信じられないほど充実した活動だ」
エクストリームEの創設者兼CEOであるアレハンドロ・アガグは、「ロズベルグ・エクストリーム・レーシングが、エクストリームEの第1シーズンのラインナップに加わることを発表できて大変嬉しく思っている」
「このプロジェクトについては何ヵ月も前から話し合っていたが、ロズベルグが自身のレーシングチームの創設者兼CEOとしてモータースポーツに正式に復帰するにあたり、エクストリームEを選んでくれたことに感激している」
「彼のサステナビリティ分野での取り組みとエクストリームEの目的は、明らかに大きな相乗効果を発揮するものであり、彼のチームがシリーズに加わることは非常に歓迎すべきことだ」
環境に配慮した高級双胴船メーカーであるサンリーフヨット社と同社のプレジデントであるフランシス・ラップが、ロズベルグとの関係を拡大し、ロズベルグ・エクストリーム・レーシングの公式チームパートナーとなっている。
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