「スッキリとする内容の優勝でした!」と井口卓人。STIがニュル24時間で2年ぶりにクラス優勝
2026年のニュルブルクリンク24時間では、STIがSP4Tクラスで優勝。井口卓人は「スッキリとする内容の優勝だった」と振り返った。
久保凜太郎、井口卓人、佐々木孝太、カルロ・ヴァンダム
写真:: 皆越 和也
5月16〜17日に決勝レースが行われた「ADAC RAVENOL 24hニュルブルクリンク(通称:ニュル24時間)。SP4Tクラスを制したSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)の井口卓人が喜びの声を語った。
過去最高の35万2000人を集めた2026年のニュル24時間は、予選でクラッシュを喫し23番手スタートだったメルセデス-AMGチームRAVENOLの80号車メルセデス(マロ・エンゲル/ルカ・シュトルツ/ファビアン・シラー/マキシム・マルタン)が残り3時間半を切った時点でトップに立ち、156周を走り2位に2分以上の差をつけ総合優勝。メルセデスは7年ぶり3回目の優勝を遂げた。
注目されたマックス・フェルスタッペン率いるメルセデス-AMGチームフェルスタッペン・レーシングの3号車メルセデスは序盤からトップに立ち長い時間レースをリードしたが、右リヤのABSに警告灯が点灯しスローダウン。同じウィンワードレーシングが走らせる80号車メルセデスにかわされ133周でピットイン、最後に1周を走り37位だった。
日本のチームとしてはSTIの88号車WRX(久保凜太郎、井口卓人、佐々木孝太、カルロ・ヴァンダム)が大きなトラブルもなく総合31位でチェッカー。雨と視界不良で長く中断した2024年以来2年ぶりのクラス優勝となった。
写真: ADAC Motorsport
「トラブルなく24時間を走りきってスッキリとする内容の優勝でした。チームの努力の積み重ねがこういう結果に結びつきすごくうれしく思います。クルマもスタートからゴールまでバランスが変わらずとても乗りやすかったです」と井口。ずっと山内英輝とニュル24時間にチャレンジして来たが、今回は山内の参戦はなかった。
「山ちゃんがいなかったのは寂しかったけれど、ヘルメットに山ちゃんのステッカーを貼って一緒にいるつもりで走りました」と井口は目を細めた。
TG-RRの109号車と110号車のGRヤリスは、109号車のトラブルもありチェッカーは受けたものの、完走扱いとはならなかった。リアライズ KONDO RACING with Renaldiは序盤15周目、ノルドシュライフェに入ってすぐのハッツェンバッハ入口でラップ遅れの車両と接触してクラッシュ。早々にリタイアとなった。
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