レッドブル、悲願のダブルタイトル獲得なるか? マジックポイント26……アメリカGPで決定の可能性、大いに高まる
マックス・フェルスタッペンにより今季のドライバーズタイトル獲得を決めたレッドブル。コンストラクターズタイトル獲得の日も、刻一刻と迫ってきている。
先日行なわれたF1日本GPでレッドブルが1-2フィニッシュを達成したことで、マックス・フェルスタッペンが2022年のF1ドライバーズチャンピオン獲得を決めた。これでフェルスタッペンは、2年連続での王者に輝いたということになる。
そのフェルスタッペン擁するレッドブルは、コンストラクターズタイトル決定も近づいている。最短で、今週末に開催される第19戦アメリカGPでタイトル獲得が決まる可能性がある。
現時点でのレッドブルの獲得ポイントは619ポイント。ランキング2番手のフェラーリは454ポイントであり、その差は165ポイントである。残り4戦で獲得できる最大ポイント数は191ポイントであるため、数字の上ではまだ逆転は可能だ。しかし、レッドブルがあと4戦で合計26ポイントを獲得すれば、フェラーリの成績に関係なくタイトルを決めることができるということになるため、現実的には逆転は非常に厳しいと言わざるを得ないだろう。
この26ポイントという数字が、プロ野球で言うところのマジックポイントである。このマジックポイントは、レッドブルがポイントを獲得しても減るし、フェラーリが最大ポイントから取りこぼした場合にも減ることになる。たとえば前戦日本GPでフェラーリはシャルル・ルクレールが3位、カルロス・サインツJr.がリタイアに終わったが、これだけでマジックポイントが、44(ワンツーフィニッシュ+ファステストラップ獲得での最大獲得ポイント)マイナス15(ルクレールが3位で獲得したポイント)で29減ってしまったわけだ。
つまりレッドブルは2台は揃ってリタイアした場合でも、フェラーリが19ポイント以上獲得できなかった場合にチャンピオンを決めるということになる。
逆を言えば、フェラーリとしてはレッドブルよりも19ポイント以上多く獲得しなければ今回タイトルを決められてしまうということになるが、ワンツーフィニッシュを達成したとしても、レッドブルが3-4位の場合にはレッドブルのタイトル獲得が決まる……つまりフェラーリが自力でアメリカGPでのチャンピオン決定を阻止するためには、ワンツーフィニッシュ+ファステストラップ獲得が絶対条件となるわけだ。
アメリカGP終了時の、残りマジックポイントの早見表
Photo by: Motorsport.com / Japan
この表は、アメリカGPが終わった段階でのレッドブルの残りマジックポイントの早見表である。
横軸がレッドブルの獲得ポイント、縦軸がフェラーリの獲得ポイントを表している。レッドブルとフェラーリそれぞれの獲得ポイントが青く塗りつぶされている部分に入った場合には、レッドブルのタイトル獲得が決まる。前述の通り、レッドブルが26ポイント以上獲得すれば、フェラーリの成績に関係なく無条件でコンストラクターズタイトル確定。またフェラーリの獲得ポイントが19ポイントに満たなかった場合には、レッドブルが無得点でもタイトル決定となる。
右上の三角形のエリアが、タイトル決定が持ち越しとなる条件。レッドブルの獲得ポイントが25ポイント以下、フェラーリの獲得ポイントが19ポイント以上だった場合のみ、次戦以降に持ち越しの可能性があるということを示している。各マスの中の数字は、残りのマジックポイント。たとえばレッドブルが10ポイントを獲得し、フェラーリが38ポイント獲得したならば、マジックポイント10になるということだ。
なおフェラーリ44ポイント獲得の場合、レッドブルが24ポイント獲得することはないので、それに該当する枠は空欄になっている。
いずれにしても、レッドブルの2013年以来のダブルタイトル獲得決定の日は近いと言えるだろう。
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