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フリー走行レポート

F1ハンガリーGP:雨のFP2は消化不良? ベッテル首位も7台がタイムを残さず。フェルスタッペン7番手

F1第3戦ハンガリーGPのフリー走行2回目はフェラーリのセバスチャン・ベッテルが首位となった。

Sebastian Vettel, Ferrari SF1000

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1第3戦ハンガリーGPのフリー走行2回目が行なわれ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 週末を通して天候が安定しない予報となっているハンガロリンク。FP1ではなんとか天候が保ち、ドライコンディションでセッションが行なわれたものの、FP2を前に雨が落ちてきてしまった。

 FP2の開始前にはコース上に作業車が入り水をかき出す場面も見られる中、気温16度、路面温度20度、完全なウエットコンディションでセッション開始時刻を迎えた。

 路面の水量が多いことや、雨用のタイヤはセット数が少ないことから、セッション序盤から積極的に走るマシンはいなかった。

 セッション開始から5分が経ち、データ異常のトラブルでFP1を走れなかったピエール・ガスリー(アルファタウリ)がウエットタイヤで最初にコースイン。インスタレーションラップをこなすが、挙動を乱しカウンターステアをあてる場面も見られた。

 コース上を走るマシンがいない状態が続いたが、約15分間の静寂の後、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)がコースイン。そのままタイム計測に入り、1分43秒862を記録した。

 ウエットで行なわれた第2戦シュタイアーマルクGP予選で苦しんだペレスは、サーキットを独り占めしウエットタイヤでラップを重ねたが、止まりきれずにコースオフする場面もあった。

 4周走行し、1分42秒470までタイムアップしてピットに戻ったペレスと入れ替わるように、ローレンス・ストロール(レーシングポイント)や、FP1ではロバート・クビサにマシンを譲っていたキミ・ライコネン(アルファロメオ)がコースイン。じっくりとタイヤを暖めたストロールは、わずか0.090秒ペレスを上回りトップに立った。

 しかし5周走行したストロールとライコネンがピットインすると、またもコース上を走るマシンがいなくなってしまう。

 セッション折り返しを迎えようかという頃、ルノーのエステバン・オコンがインターミディエイトタイヤでコースイン。しかしすぐにピットに戻ってしまった。続いてダニエル・リカルド(ルノー)もインターミディエイトでガレージを出たが、こちらもそのままピットインした。まだまだ、路面の水量は多い状態だ。

 残り時間が40分を切ると、フェラーリのシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルがウエットタイヤで周回。ランド・ノリス(マクラーレン)やダニール・クビアト(アルファタウリ)もコースインするなど、少しずつコース上を走るマシンが増えていった。そんな中、ベッテルは1分40秒464までトップタイムを更新した。

 残り時間30分を切り、ようやくバルテリ・ボッタス(メルセデス)がコースイン。大きくマシンが振られる場面があったものの、計測1周目から2番手タイムを記録した。一方のルイス・ハミルトン(メルセデス)はインターミディエイトを履いてコースに出たものの、タイムを計測することなくピットに戻った。

 カルロス・サインツJr.(マクラーレン)はウエットタイヤで3番手タイムを残した後、ピットインしてインターミディエイトに履き替えたものの、こちらではタイムを残すことなくピットに戻ってきてしまった。

 その後、ベッテルやボッタス、ルクレールが相次いでインターミディエイトで走行を開始。これを待っていたのか、このセッション全く走っていなかったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)もインターミディエイトタイヤを履いてコースインした。

 ベッテルはセクター1で全体ベストを更新したものの、セクター2でコースオフ。まだコンディションはインターミディエイトに適したものではなかったようで、ボッタスやフェルスタッペンはタイムを計測することなくピットイン。対してフェラーリの2台はそのまま周回を重ねた。

 残り時間が10分を切り、全く走行していなかったアレクサンダー・アルボン(レッドブル)やケビン・マグヌッセン(ハース)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がコースインするも、いずれもインターミディエイトタイヤを履いてのチェックのみだった。

 ガスリーは「何か燃えている臭いがする」と訴えピットイン。しかし問題はなかったようでインターミディエイトタイヤに履き替え走行を継続した。

 レッドブル勢はノータイムのままセッションを終えるかと思われたが、セッション終了間際にフェルスタッペンがウエットタイヤでタイム計測へ。1分42秒820の7番手タイムを残してセッションを終えた。

 全20台が出走しながら、7台がタイムを残さなかった今回のセッション。インターミディエイトタイヤでウエットタイヤを上回るタイムを出したドライバーはいなかった。

 トップはベッテル。2番手はボッタスがつけた。この2台から1秒ほど離され、サインツJr.が3番手となっている。

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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Germany セバスチャン ベッテル 12 1'40.464     156.987
2 Finland バルテリ ボッタス 5 1'40.736 0.272 0.272 156.563
3 Spain カルロス サインツ Jr. 6 1'41.784 1.320 1.048 154.951
4 Canada ランス ストロール 6 1'42.380 1.916 0.596 154.049
5 Mexico セルジオ ペレス 5 1'42.470 2.006 0.090 153.914
6 France ピエール ガスリー 7 1'42.588 2.124 0.118 153.737
7 Netherlands マックス フェルスタッペン 4 1'42.820 2.356 0.232 153.390
8 France ロマン グロージャン 6 1'43.335 2.871 0.515 152.625
9 Finland キミ ライコネン 16 1'43.471 3.007 0.136 152.425
10 Monaco シャルル ルクレール 10 1'43.725 3.261 0.254 152.052

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