マクラーレン、2023年の新マシン名は『MCL60』と発表。チーム創立60周年で命名規則大幅スキップ
マクラーレンF1は2023年型マシンの名前が、チームの60周年を記念して『MCL60』となることを明らかにした。
マクラーレンF1は2月9日に、2023年型マシンのティザー動画を公表。新マシンの名称が、チームの60周年にちなんだ『MCL60』となることが明かされた。
現在のマクラーレンはマシン名称の枕言葉として”MCL”を使用しており、2022年のマシンは 『MCL36』……2023年はこれまで通りならMCL37と命名されるのが妥当な法則だった。
ただ2月9日にチームは新車の名称が『MCL60』となることを発表。これまでのマシンから大きく数字が飛ぶ形となった。
MCL60といきなり数字が飛んだ理由だが、これは2023年がブルース・マクラーレンによるチーム創立から60周年ということに由来している。
1966年からF1に参戦しているマクラーレンは、これまでにコンストラクターズタイトルを8回、ドライバーズタイトルを12回獲得し、優勝回数も183回を誇る名門チームのひとつだ。
2022年にマクラーレンはコンストラクターズランキングをアルピーヌと争い、最終的に5位を記録。2023年はドライバーラインナップを一部変更し、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリのふたりでレースに臨むことになった。
なおマクラーレンの2023年新車発表は2月13日に予定されており、ここでMCL60の実車がお披露目されることになるはずだ。
またマクラーレンはMCL60という名称発表と合わせて、新たにアラブ首長国連邦の湾口会社であるDPWorldがチームのオフィシャルパートナーに加わったことも発表している。
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